2009年07月26日

遠来の訪問者

久しぶり日曜日の勤務である。
自宅のある岡山はくもり空であった。
職場に近くなるにつれ、路面がぬれワイパーを必要とする。
随分、気候も温度も違うからびっくりだ。とうぜん、丘から見る街並みは、雨に煙っている。
着任した頃は、この距離が長く感じた。車で1時間の道のりである。
今ではその時間が唯一、1人の貴重な時間となった。
色んなことを考えるのにちょうど良い時間だ。
今日は、命の終わりに何を持っていけるかを考えていた。
冷たくなった両手に1円さえ持つことはできない。それが事実だ。
何一つ持ってあの世に旅立つことはできない。
果たして何を持っていけるのであろうか?
少しばかり人のために生きた「誇り」を持って死ねたらいいなと漠然と考えた。
この仕事について,「死」が自分のこととしていつも「在る」。
それだけ、今日を生きることを大切にしようと思うようになった。 
そして、今日も1日が過ぎ、閉じる時間が来た。
さきほど、わざわざ、北九州市から面接に来た「看護師」さんを見送ったところである。
まさかの出来事である。机におかれたメモに我が目を疑った日から、今日こうして現実を迎えた。
頬を抓って見たが、「痛かった」。
餃子を作って待っていると送り出された、「我が家」へ急ぐことにする。 
kazu 

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2009年07月24日

応援団登場

やっと一息ついている。
今日もめまぐるしく人が行き交った。
久しぶり仲間から電話を戴いた。在宅ケアで困っているケースの相談であった。
しかし、なす術はなかった。
途中、子どもからの電話もあった。職場へ電話が来ることはほとんどない。
よっぽどのことだろうと思い受話器を取った。
受話器の向こうで鳴き声がする。
「兄弟げんか」をして怪我をしたようだ。
指示だけして執務に戻った。
 困ったものである。
こんどは、現場から「難問」が持ち込まれる。
緊急の会議の指示。
会議を召集し検討を行なう。
一定の方向性を見出し会議は終了。
聊かくたびれを感じる。
そんな中にあって予期せぬ期待の声も届けられた。
「ユニットケア」
言葉だけが独り歩きしている感がある。
その内実は、どうなんだろうか?
それでも、向かわなければならない。
究極の個別ケアという理想に向かって。
嬉しいことにエールを送ってくれる応援団ができた。
心づよい。
これから、院内研修である。「ユニットケアについて」もテーマのひとつだ。
多くの職員が会議室に向かっている。
確かに動き出した気がする。kazu

 
 大事な忘れ物を…。

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2009年07月23日

一期一会

空を見上げると入道雲と絹雲がいき交っている。
梅雨から夏を経ず、秋へ向かうのだろうか。ふと、そんな妄想を抱いた。

ところで、
今日の暑さは、とびきりだった。さすがに薩摩っぽの私もうんざりだ。

昨日だったら良かったのにと多くの人が思ったに違いない。そんな声が聞こえてきそうだ。
今日は、来客の多い1日だった。

朝一は、高齢者雇用の促進の話があった。団塊の世代の退職が相次ぐ。
現役世代の激減である。

その穴埋めのため高齢者の雇用を!がその骨子だった。
少子・高齢化を見越した雇用対策を考えないといけないと痛切に思った。
朝二は採用面接である。
不況の中にあって介護業界は「追い風」とは言え、中々タイムリーな雇用は難しい。

ましてや現場が望む「即戦力」となると尚更である。
 

どうするか、頭を悩ます。
午後一はリハビリの先生である。
新規の入所のアセスメントをお願いする。案内のためユニットを訪ねる。と、

恥ずかしそうに妙齢のレディが待っている。
「どうしたの」と声かけると、
 

「先生にリハビリ教えてもらいたい」と思って待っていましたと。

そうか。こんな形でリハビリへの思いが変わってきているんだ。
嬉しかった。

午後二は派遣会社の営業だ。どんな時にお世話になるかも知れない。
お話をじっくり伺った。

訓練された社員だ。
こちらの話にしっかり耳を傾け適切な答えを返す。
コミュニケーション能力はさすがに数段上だ。感心した。
最後は、カミナリ被害の基盤の修理業者だ。
さっそく、ポンプ小屋の修理に向かっていただいた。
今日から仕事が1つ減った。もう、ポンプ小屋に向かう必要はない。
今日もこうして多くの人に出会い、多くのことを学び、助けていただいた。
あ・り・が・と・う!!を添えて1日を終わりにしたい。 kazu

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2009年07月22日

歴史の証人たち

「皆既日食」にゆれた1日でした。
 みなさんの地域は如何でしたか?
ここ倉敷は昨夜来の大雨で、とても太陽を期待できるような天候ではありません。
果たして今日の「観測会」どうなるのか予測ができません。
出発の時間になっても、空は雲に覆われ太陽を見つけることはできません。
それでも、期待した顔が次々に車に乗り込んできます。
出発しないわけにはいけません。
会場の大学にはすでに多くの人が集まっています。
日食グラスを手に太陽が覗くのを待ちます。
しかし、その気配は全くありません。
大型TVには中国の「日食」の美しい姿が映し出されます。
歓声が沸きます。
ところがです。
奇跡です。奇跡が起こったのです。なんと、厚い雲間から太陽がのぞくではありませんか。
いっせいにグラスを手に太陽を仰ぎ見ます。
その美しい姿にあちらこちらから驚きのどよめきが起こります。
待ちに待った瞬間です。
お年寄りもグラスを手にいざ観測です。「ヒエー、いやヒヤー」その感動の声は表現の域を超えています。
どの顔も、世紀の瞬間に立ち会ったと言う「誇り」に満ち満ちています。
「てるてる坊主」は紛れもなく私たちの願いを天に届けてくれました。
祈りが聞き届けられた瞬間です。
もう二度と体験できないかもしれない天体ショー。
でも歴史のその瞬間にいたこの事実は、「幸せ」以外のなにものでもありません。
でもである。
余りにも厳かなショーに見とれて
利用者を探すはめになったこの「事実」。
も忘れることはできない。kazu

 
 写真を見る

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2009年07月21日

恩師との再会

視界を遮る霧の海。
明日の皆既日食のため、てるてる坊主づくりをした。
「どうか、晴れてくれますように!!」。
そんな、悠長なことをしている場合じゃないと部下の顔は険しい。
実は、昨日の落雷のため、また受水漕の電気系統の基盤が壊れた。
落雷があるたびに修理代、10万円の出費!!。
自然災害とはいえ小規模施設には痛い。
ところで、
昨日久しぶりアラノンのステップセミナーに神戸まで出かけてきた。
懐かしい顔にたくさん会えた。再会を喜び合った。
一緒に働いた仲間にも会えた。 特別ボーナスである。
さらに、嬉しいことに恩師にも会えた。会えると思っていなかっただけに喜びは大きい。
ちょっと話しただけで、長い間の空白が一気に縮まるから不思議だ。
思えば、30年近く前にあって以来、今日まで恩師の年齢を考えることもなかった。
自分も年を重ねているにも関らず、わたしの意識には
いつまでも、出会った時のそのままの若々しく、美しい、清楚で、聡明な恩師の姿しかない。
それは、恩師の生きる姿勢が透明なせいなのかも知れない。
それが、である。
わかれ際、いつものあいさつのあとに「わたしのことも祈ってね」とつけ加えられた。
正直、こころが折れた。
どこまで、わがままで、親不孝で、放蕩息子を生きるのか!。
自分を罵倒するしかなかった。
慙愧にたえない。

非礼をわびるしかない。 
考えてみれば、恩師も入居している高齢者と変わらない年齢になっていた。
今朝、昨日二人並んで撮った写真を机に置いた。
恩返しは何もできないが、祈りをささげる毎日にしたい。
kazu

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2009年07月19日

フラダンスでふらふら??

丘の天気は恋ごころかな。コロ・コロっと変わります。
今日も朝は曇りもよう。途中、雨が落ち、強風が吹き荒れます。
午後を過ぎると、灼熱の陽ざしが容赦なく照りつけます。
それでも、吹く風は心地よく優しいです。
IMG_7439-11.JPG今日は午後からフラダダンスチームが慰問に来てくださいました。
美しい容姿にくびれた姿態、平均年齢20うんさい??
さらにさらに姿態を彩る鮮やかな服!美しいこと、美しいこと。お年寄りの目はその美しさに釘づけ。おじいさんの表情はこの世で見たことのないほどはじけています。
超刺激的!!今晩、大丈夫かな??。と、ちょい心配。
ダンスも佳境に入っていきます。椅子を立ち上がって踊る人。椅子に座ったまま手を動かす人。手拍子でその楽しさを表現して応える人。歌で応じる人。中には,合いの手を入れる人。そんな場違いもOK,OKです。それぞれ個性豊かに表現されます。まあ、にぎやかなこと、にぎやかなこと。
最後は、アンコールまで飛び出す始末。
「アンコール、アンコール、アンコール」いつまでもカーテンコールが止みません。
アンコール曲「北国の春」に合わせて全員でフラダンス。みんな、ふらふらです。
でも飛び切り楽しい時間を過ごしました。
最後に、ダンスチームに負けない井出達のAさん。
「楽しかったです。ありがとうございました。又来てください」
の挨拶で楽しい時間も閉会。
どの顔も笑顔でいっぱいです。
出会えて良かった。これこそが、まさに地域交流、社会参加なのだと思った。

施設が地域に変わる瞬間である。kazu

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2009年07月18日

葬式でのできごと

梅雨の晴れ間の1日です。
暑いこと、暑いこと!!
今日はお葬式に行ってきました。わずか1年の間にどれだけの人を見送ったでしょうか?
色んな想い出が走馬灯のように頭を駆け巡ります。
今日の「おくりびと」は、もの静かで、控え目な人でした。
優しい口調で語りかける人でした。
食事が細く体重が30キロに満たない人でした。
それでも健気に一生懸命生きておられました。
時に一緒にいると、
ものを探すようなしぐさをされたり、指先をこまかく動かそうとされたりしていました。
葬式の席でその人なりの生涯を紹介されていて「納得」です。
手先が器用で趣味の刺繍や縫い物等をされていたようです。
無意識のうちに手を動かされていたのはそのせいだったのですね。
もっとも、活躍しておられた頃のお姿だったのですね。
生きるもののさだめとはいえ,お別れはやっぱり寂しいものです。
 「ありがとうございました」「ゆっくり休んでください」との思いを胸に、霊柩車を見送りました。
 実は、
葬儀に出席するのに靴を忘れて出勤した。どうしようと困っている私を見て、上司がそっと「わしの靴を履いていけ」と靴を用意してくれた。
助かった!ありがたい。さりげない優しさは身に沁みる。
  
いつも備えのないドジな私である。
 始末が悪い。
kazu

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2009年07月17日

うれし泪・・の向こうにあるもの

今日は雨です。静かに時が流れていきます。
丘から見る街並みは、霧雨にさえぎられ見ることはできません。
「お兄ちゃん、霧が出て見えへんけど、大丈夫」と尋ねられます。デイルームには湯気が立っているわけでもなく、だれか火を焚いて煙が充満している訳でもない。
「何故に」と疑問がわく。それでも、その場の心を満たす必要がある。
「今日は雨で煙っているのよ」 と。 「だからね」「わかった」と・・・。
でも、それで果たして満足していいのだろうか・・・である。
もしかしたら、寂しさで心の目がぬれていたのかもしれない。
「おはようございます」という声が離れた居室にも届くようだ。
「次に私のところへきっと来てくれると待っていた」と。その時間は心の耳を澄ませ、息を殺してという感じだったのだろうと予想がつく。待ちに待ったという気持ちを突然の涙顔が、あらわしている。
「うれしい!!」
余りの姿にこちらまでが感動し、もらい泣き。
「おはようございます」のたった一言がこれまでも人の心を動かすのか。想像以上の感動がそこにはある。
これが、生きている者同士の偽りのない「愛」の形である。
「与えて受ける」この感動が、このドラマが、瞬時に訪れ常に繰り返されていく。
心を、生命を、豊かにしてくれる。
この仕事の醍醐味を味わう瞬間である。だから、人間大好き、お年寄り大好きになって行くのである。
ただ、だからと言って満足だけではいけない。
覚めた心でこの現実を見る強さを持って欲しい。
それは同時に、「愛」に飢えた現実を代弁している姿でもあるということである。kazu

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2009年07月16日

楽習療法

うす曇の一日でした。
 
太陽の丘の朝は、贅沢です。
 
美しい声で鶯が、迎えてくれます。春先のぎこちない、ずっこけそうな鳴き声と違い、今は堂々としたものです。
 
「ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ」
 
と谷渡りの声がこだまします。
 
ところで、
 
昨日、元気の子さんからコメントを戴きました。本当にありがとうございました。人とつながって要るのだと実感しました。 (「大きなわすれもの」はこちら
 
察するに、経験の豊富な方のようにおもいます。
 
 今更、返事も要らないとは思いますがせっかくのきかいですので・・・。
 
先日の研修で学んだ、目から鱗の体験話をしたいと思います。
 
川島先生の研究によると人間の脳で前頭前野は@行動・情動の抑制A思考BコミュニケーションC短期記憶D自発性・身辺自立E意欲・集中力等日常生活にとってもっとも大切なを部分を司っているとのことです。
 
認知症の「脳」を画像診断すると前頭前野が休眠状態とのこと。つまり、働いていないのですね。
 
前頭前野を活性化するのに一番有効な方法が読み・書きと計算だったというわけです。
 
それだけを聞くとすぐ「本屋」に走りたくなるのですが・・・そこが浅はかなところ。
 
実は脳を活性化するためには一人ひとりに適した「教材」選びが重要だったのです。それも、100点しかとれない教材です。
 
そこに、至るまでの科学的アプローチこそが「学習療法」の真髄だったという訳です。
 
その効果は「元気の子」さんのコメントどおり、表情が豊かになり、笑顔が増え、支援者との交流が活発になります。コミュニケーションがよくなり、例えば「トイレ」と意思表示できるようになります。すると、オムツがはずれ身辺・自立までも図られていくわけです。
 
それだけでもすごいことなのですが。
 
それだけで終わらないのがこの「学習療法」の素晴らしいところです。
 
それは 
 
@支援者である、スタッフが変わり
A支援者の成長が施設を変える    ところにあります。そうなりたいと思っています。
 
kazu

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2009年07月15日

心は鏡

風の強い一日でした。
 
出勤すると、各居室を巡回することを日課にしている。
 
居室を訪ね「おはようございます」と挨拶すると
「待ってたんや、あんたが来ると元気もらえるんや」と・・・・奥のほうから聞こえてきます。何しているのか、姿が見えません。
 
よく見ると、洋服ダンスを覘いて何か取ろうとされています。「ほんと調子いいんだから」と思いつつも、そんなこと億尾にも出せません。
 
「ほんと、そう言っていただくと挨拶しがいがあるわ」「そうか・・」「今日一日宜しくお願いします」と握手を交わしてお別れです。
 
また、別のユニットに伺うと、食事を終えた淑女がテーブルを囲んで談笑中です。挨拶を終え、今日の調子など一人ひとり聞いていると突然「あんた、なんか歌ってーや」と歌の催促です。ここは役者になりきるしかありません。引いていては、仕事になりません。
 
そばに七夕飾りがしてあります。
 
「じゃー、ご一緒に七夕でも」と歌いだすとだみ声のあとをついてみなさんも口ずさんでくださいます。
 
さすが、2番の歌詞など覚えていやしませんが、スラスラです。古い脳の引き出しが大活躍です。
まずは、ノルマを終え失礼することになります。
 
こうして、珍道中の1日がスタートです。
 
事務所に戻ると朝礼が待っています。
 
いい報告ばかりではありません。家族から受けた苦情について戒めの話もしなければなりません。
 
苦情として持ち込まれる時はいくつかの積み重ねの結果です。今日、突然に起こった話ではありません。
 
苦情の内容は、「暴言・暴力」行為の疑いについてです。
 
働く側にそのような意識は当然ありません。しかし、受ける側は、言葉かけ1つで、スキンシップ1つでその人の思いの全て受け止めています。
 
言語化されないしぐさ、表情などが「凶器」になっていることを知っていますか?
 
心は隠しようはありません。必ず相手に映し出されているのです。謙虚に受け止めることです。
kazu

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2009年07月14日

大きなわすれもの

朝、蝉の声を聞き夏を感じた。
 
この丘ではまだその声を聞かない。
 
どうしてだろうと考え事をしていた。
 
その時である。ふと、大きな忘れものをしていたことに気づいた。
 
先日、学習療法士の研修に参加した。高齢者の仕事に携わりまだ14年にしかならない。当然、分からないことだらけである。
 
特に、認知症については手も足も出ない。いや手が出ても、足が出ないと言った感じである。
 
脳トレブームを受け、読み書き・計算のドリルが書店を訪ねると1つのコーナーとして幅を利かせている。
認知症を予防する「魔法のくすり」という魔法にみんなが罹っているかのようにも思える。
 
私も、その魔法に罹っている一人であった。
 
認知症の改善に「脳トレ」が良いと聞き、これまで何も考えず、無防備にも「脳トレ」を実験してきた。
しかし、その「魔法の効果」に浴することなく、「マイブーム」は去った。もちろん、置き去りにされた人のことを考えることもなっかた。
 
あれから数年。
 
化けの皮が剥がれる日が来た。神様は、私の罪を見逃すことはなかった。
 
この日、学習療法の奥義を知り、懺悔するしかなかった。ごめんなさ〜い!!。
 
罪は償ってこそ許されるもの。
 
今度こそと思っている。
 
驚いたことに、同じ会場に職員が3人もいた。何か期するものを感じ嬉しかった。
 
今度こそ「やれる」と思った。kazu

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posted by カズ at 17:36 | コメント(2) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月13日

初めてのボーリング大会

梅雨が空けるのでしょうか。陽ざしの強い1日です。
 
背中の痛み、腕の痛み、膝の痛みを覚えます。
 
8日、11日と老骨(?)に鞭打って、社内のボーリング大会に出席してきました。昭和40年代半ば3時間待ち、4時間待ちと平気だった「ブーム」を知る者にとって、その気をそそられます。
 
CIMG0846-1.JPG年甲斐もなく、勝負を挑みました。1ゲーム目、2ゲームまでは何とかついていけます。
 
3ゲーム目になるとボールを持つのも一苦労です。コントロールもままなりません。結局、勝負から脱落です。最後は、蚊帳の外。
 
体力のなさを思い知らされました。それでも、老若男女の中に入れてもらい気分はミーハー族です。
 
楽しく、いい汗を掻きました。
 
 
途中、オーナーも応援団で参戦くださいました。ストライク賞のジュースを渡すたびに満面の笑みと掛け声でみんなを乗せてくださいます。オーナー自ら黒子役です。頭が下がります。
 
今回、何より嬉しかったのは、企画してくれたAさん、景品の買出しから包装までを手伝ってくれたBさんCさん、職員の抜けた穴を守ってくれたDさん、そして忙しい中を参加に協力してくれた介護職のみなさん。一人ひとりの協力で、楽しい時間を持てたことです。
 
中には夜勤明けでの参加もありました。 
全職員の8割を超える参加者です。ほんと、たまげます。
 
成績は?というと、結局、優勝以下各賞は女性軍の独占!!その迫力ったら、群を抜いています。スピード計測、時速20Kです。ピンも砕け散らんばかり。ピンが可愛そうに思えたくらいです。
 
何はさておき、先ずは大活躍の女性軍に「乾杯」!!ふがいない男性軍は残念ながら「完敗」。
 
最後に、本当に、いい1日をありがとうございました。みなさんの頑張りに心から感謝します。
 
この日の体験が、明日からの活力になれば嬉しい限りです。 kazu

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posted by カズ at 16:13 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月11日

宿直の夜

梅雨の晴れ間、暑い日ざしが戻ってきました。


宿直明け、少し体を休め甘めのコーヒーを味わっています。至福のときです。


昨夜は徘徊のある認知症の方と時を共にしました。亡きお母さんへの思いが強いのか、菩提寺の話が会話の中心を占めます。想像力を働かせ理解に努めますが、彼女の思いにコンタクトすることは出来ません。それでも、そばにいるだけで安心するのか、徘徊はありません。
明日を迎えると言う時間になり、目を閉じることが多くなります。

「眠い?」「お部屋へ戻り休もうか?」と声をかけると、「帰って寝る」と言われます。
階下の事務所から居室に戻り、「おトイレは?」と尋ねると「大丈夫」と。自ら、上履きを脱ぎ布団に入って休まれます。「おやすみなさい」とのあいさつを残し居室を後にします。


翌朝、夜勤者にその後の様子を聞くと「朝、起こさないといけないぐらいグッスリでした」と。


「よかった。」良い朝を迎えられた。kazu

これから社内ボウリング大会です。

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posted by カズ at 17:25 | コメント(1) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月10日

晴れのちくもり

毎日、散歩するのが日課である。
 
年のころ60代の後半だろうか。初老のご婦人の会話が漏れてくる。
 
「いつ、死ぬというのが分かっていたらいいのにね」・・・。「そしたら、死ぬまでの間、色んなことを準備できるよね」・・・。
 
そのあと、どんな話になったのか定かではない。ただ、誰もが願う思いだとよなと自問し乍ら自宅へと急いだ。
 
自分の死と向かい合い、それを受け入れ、残された時間を家族や友人と過ごす。最後は「ありがとう」との言葉を交わして旅立てる幸せ、そんなことを二人は思い描いておられたのだろうか。是非、そうであって欲しいし、そう希望したい。
 
そんなことを思いながら車をすべらせた。
 
ところが、出勤して報告を受けたとたん気分はブルーに。急転直下である。
 軽い認知症があっても記憶・判断力が保持できている人もある。介護者の目は勢いお世話のかかる人に集中し、クリヤーで自立度の高い人は視界からはずれがちである。
 
しかし、利用者から見たら「自分の必要に」手を届けてもらっているという実感は当然ない。その目からは、「不公平」な扱いをされているとしか映らない。そのつもり積もった不満はいつか必ず爆発することになる。そんな結果の今朝の事故報告であった。
 
果たして、どれだけの人がこの関係に心を砕いて仕事ができているだろうか。まだまだ、課題はいっぱいである。気持ちは重いがやるしかない。「一歩、前へ」  kazu
 
 
 
 只今、宿直業務中です。

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posted by カズ at 20:15 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月09日

一足先にボーナス??

どんよりとした朝である。さすがに丘を吹き抜ける風も湿気を帯び蒸し暑い。曇り


7月22日は約半世紀ぶりに皆既日食が観測できると言う。
南の島、トカラ列島は大変な騒ぎと聞く。
先日、新聞に観測会の記事が載った。近くにある大学の主催と言う。
早速、担当CMに問い合わせをお願いした。
しかし、応募が殺到し数名の枠しかないとの返事。
半世紀に一度の天体ショーだけに致し方ない。
半ば諦めかけた、そのときである。
イベントとは別枠で「10名程度」の席を用意しますとのこと。
まさか、こんなサプライズが用意されるとは…。ただただ感謝である。
当日が晴れることを望みながら楽しみに待ちたいと思う。
 果たして、世紀の天体ショーがどんな思い出として記録されるだろうか?
kazu

当施設の外観です。

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posted by カズ at 09:52 | コメント(1) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月08日

休み明けの1日

休み明けの1日を過ごしました。案の定、机の上は書類の山です。その書類の山の中に、「ドキッ」とする書置きがあります。一瞬、我が目を疑います!がその内容に間違いはありません。一体何が起こっているのか、私にも想像がつきません。何が起こったと思いますか?この続きはまたのお楽しみとして・・とって置きたいと思います。
 ところで、
7月5日(日)のできごとについて分かち合いたいと思います。タイトルは 「忙しさの功罪」です。 

忙しいと言えば「良く働いているな」と映ります。本当にそうだと思います。休憩をするまもなく働いているのが忙しい人の実感でしょう。また、忙しくしていないと仕事をしているという気持ちになれない人もいます。果たしてそうなんでしょうか?
朝、巡回し挨拶します。Dさんにあいさつすると決まって返ってくる文句があります。何だと思います?実は「おしっこ連れて行って!」と頼んで来られます。どうも私の声は水道の蛇口の音かせせらぎの音(それはないか)に聞こえるようです。
近くにいる介護職の方にお願いしてトイレに連れて行ってもらうのが日課になっています。どうしてなのか、不思議で仕方ありません。

その謎が当日開かれた家族会での家族の発言で解けました。「母は、寝る前水分を取らないようにしているようです。夜中、介護の人に迷惑かけたくないという思いがあるようです」と。
そうか、遠慮されていたのか。いや、遠慮させていたのか。心が痛んだ。忙しくしている時、人にどのように映っているのか考えて仕事しているだろうか。遠慮させているとしたらそれは罪である。どんなに、忙しくても「余裕のある」態度でいたい、そう思った出来事であった。
kazu

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posted by カズ at 17:54 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月05日

響きあう心

七夕飾りに1つ1つ願い事が刻まれていきます。

日曜の朝、玄関ホールへ散歩に来られたCさん。
外の空気を十分に吸い込んだその顔は満足顔。
居室へ戻る途中、付き添いの職員が私に声をかけます。
「施設長Cさんがお話があるとおっしゃっています」。
Cさんに駆け寄ると「いつも手を振ってくれてありがとう」「お礼を言いたかったの」と。
嬉し恥ずかし乙女ごころと言った印象か。
頬が紅潮している。
実は丘の上にある当施設は、坂を上がりきらないと職員出入り口に辿りつかない。
その途中に1Fデイルームが見える。
いつも窓越しにどんな様子かを窺うことにしている。
そんな時決まって満面の笑みを浮かべ手を振るAさんの姿がある。
その姿は「よし、今日も頑張るぞ」と元気と勇気を与えてくれる。
「こちらこそ、いつも励まされていますよ」とお礼を述べると「嬉しい」と紅潮した顔は更にヒートアップしている。
窓越し故、言葉はないが、心は響きあっていた。
のだと思う。

しぐさや表情は言葉以上のものを伝えているのに間違いはない。

kazu

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posted by カズ at 12:46 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月04日

笹の葉

久しぶりの快晴です。
湿気がないだけに丘を吹きぬける風が爽やかです。

今日は、七夕の準備のため笹の葉を戴きに近くの神社に行ってきました。
宮司さんにご挨拶を済ませ早速山に入っての作業です。
予想したとおり蚊の大群が獲物を見かけてやってきます。
幸い姉さんかぶりに長袖シャツ、長靴のおまけつきです。
敵に屈することなく無事笹を施設まで持ち帰ることが出来ました。

帰って早速短冊づくりに紙縒りづくりです。
ここはやっぱりお年寄りの出番です。
さすがです。
われわれが作るものとは全然違います。
「えっ、この人が」と思う人が綺麗な紙縒りを次々と作られます。
いったい今日までこの人の何処を見て仕事していたの?と赤面するばかりです。
生きてこられた歴史にしっかりコンタクトして仕事しなきゃと考えさせられた1日でした。

昨日、「長そで」とタイムカードに付箋をつけて張っておいてくれた職員の優しさにありがとう。

kazu

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posted by カズ at 18:10 | コメント(1) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月03日

お迎えの朝

ショートステイ入所予定のBさんを朝迎えに行って来ました。

宿泊先(??)の玄関先には夏野菜のナスやきゅうり、果物のスイカまでが所狭しと植えられています。
縁側の窓から中を覗くと、入所予定のBさんがやや緊張した面持ちで座っておられます。
「どんな朝を迎えたんだろう」と不安がよぎります。
職員の方に迎えに上がりましたと伝えて待つこと1分。
ニコニコ顔のBさん。
その笑顔に「ホッ」と胸をなでおろします。
そんな私の思いとは無関係に「社長さん迎えに来て下さったん」と言うや否や、靴もまともにはかないまま車へ移動、歩きの早いこと早いこと。
その光景を見ていたデイの職員はびっくり。
「社長さん来るとBさん全く別人ね」と冷やかされていざ出発です。
3泊4日の自由を満喫した満足話に花が咲きます。
そして、最後に一言。
今日の日記には「社長さんに迎えに来ていただき嬉しかった」と書いとくね。
その素直な心、感謝の心、人をもてなす配慮、どれをとっても勝てやしません。
老いとは人間の完成に向かう時期とは本当ですね。

kazu

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posted by カズ at 17:44 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年07月02日

嬉しい朝

雨上がり、さわやかな風が通り抜けています。

今朝、とても嬉しい事がありました。
朝、巡回している時夜勤で疲れているだろうAさんから「おはようございます」と素敵な笑顔と共に元気な挨拶が返ってきました。
どことなく最近元気のないAさんだっただけにその感動は超度級でした。
介護の仕事は3K職場です。
それだけでも大変な仕事なのに「笑顔」が要求されます。
環境が人を育てると言いますが介護職のみなさんは本当に立派だと思います。
日々修行僧のように人格が磨かれているのですね。
見習いたいと思います。

kazu

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posted by カズ at 11:33 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ