2009年12月17日

無垢なこころ!

12月も 半ばを 越えた。
毎朝 5時に 散歩に出るが 外は 漆黒の闇である。
無常の 静けさである。
土を蹴る 足音だけが 響く。
 
外気に当たると 頬に感じるものが 冷たさを 増してきた。
クリスマスに 向かって 一段と寒さが 増すのであろう。
 
クリスマスは やはり 「ホワイト・クリスマス」が 似合う。
寒いのは 困るが
雪のない クリスマスも 味気ない。
 
ホームも ユニットごとに 趣向を凝らした デコレーションが 施されはじめた。
 
雪の結晶 サンタクロース トナカイ そり 雪化粧をしたツリーetc
当日までに どんな飾りが 施されるのか 見ものである。
 
住人も 毎日 飾りつけ用の 色塗りに 勤しんでいる。
色を 塗る人 それに ハサミを 入れる人。
職員と 一緒に 飾りつけをする人。
 
家内工業並みの 役割分担と手際の良さだ。
 
「美しいものには 驚嘆する」
 
それが 自然のことだ。
 
寝たきりで 発語のない人さえ
その飾りを見れば 目は 輝き 「ウウウ」と 声までが出る。
わたしの 声かけなどには 無反応なのに・・・と
拗ねたくもなる。
 
そばで見ていて 驚く。
ほほえましい。
人間の力は 無限だ。
人間を越えた力の 臨在さえ 感じる。
 
「クリスマスの 思い出は」
わざと 意地悪に 尋ねてみる。
 
記憶の 糸を 辿るが なかなか出てこない。
それも 住人たちの 記憶の「現実」である。
 
なのに である。
クリスマスの 飾りを 目の当たりにすると 「クリスマス」が 現実になる。
不思議である。
何か 期待する 気持ちが ふつふつと 湧いてくる。
 
その姿は
「サンタクロースの プレゼント」を待つ 子どものようでもある。
純心である。
 
本当に その時を 輝いて生きる 名人たちである。
達人たちである。
 
なれるものなら 「貝になりたい」ではなく
「純心」になりたい。
 
こころを 無垢にして サンタクロースの来臨を 一緒に待ちたいと 思う。
kazu

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posted by カズ at 10:53 | コメント(1) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月16日

武士の一分!!

松井が ヤンキースを 離れることになった。
ワールド・シリーズ MVPの男が である。
結果だけを見ると 情けもへったくれもない。
そう 感じてしまう 冷たさだ。
 
しかし 
そこは ビジネス である。
チームの 利害に 合わなければ 即 解雇だ。
 
確かに 代理人を通じての 交渉ごとではある。
松井の望む 守備につきたいという 思いが 叶ったようだ。
それゆえ
即決したのだろう。
煮え湯を 飲まされずに 良かった。
 
彼の望みを聞き
 
野球選手だなーと思った。
 
バッティングだけが 秀でていただけでは 物足りない。
オールラウンド・プレイヤーとまでは いかなくても 
「打って 走って 守って」こそ 野球選手である。
野手である。
そこに こだわりたい 松井の 考えが あったようだ。
たとえ 年棒が 半減したとしても である。
 
ニューヨーク(東)から ロサンゼルス・アナハイム(西)へと 変わる。
 
水が 合うだろうか。
 
それも 1年勝負である。
結果が 出なければ メジャーでのプレイは 2度とない。
勝負を 自身に 課せたのだ。
侍らしい。
 
何が何でも 常勝チームになくてはならない 「存在」に なるしかない。
ピンストライプを 見返して欲しい。
「赤」の似合う 男に なって欲しい。
 
松井の 決断を聞き 仕事師だなとも 思った。

彼の 野球への 思いを 見た。


生きるには
何より「哲学」が 大切である。
だれが なんと言おうと 揺るぎない 哲学 である。
 
それは 一朝一夕にして 出来上がるものではない。
弛まない 努力の 結果である。
その 積み重ねである。
その姿勢は 日常生活まで 貫き 通される。
 
どこまでも 完璧を めざすのである。
 
もちろん
人間は 「完全な存在でない」と 分かった 上で ある。
 
旅するものとして 彼の 決断に 拍手を送りたい。

見事に 花を 咲かせて欲しい。
kazu

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posted by カズ at 11:30 | コメント(1) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月15日

思いを 放つ!!

来月末は 監査である。
今日は 事前準備をした。
 
朝から パソコンと にらめっこである。
事務所の 多くが そうである。
目が疲れた。
肩も 凝った。
 
18日が 事前準備の 締め切りである。
遅れるわけには いかない。
みんな 必死である。
それでも 
ひとり一人が 責任を持って準備してくれている。
ありがたい。
頼りになる 職員たちだ。
 
夕方 1組の家族が 病院から 帰ってこられた。
先日 頼みごとを していた家族である。
 
たまたま 目が合った。
気にして 下さっていることが その視線から 分かる。
多分 頼みごとの 返事と 察知した。
 
席を立ち 話を 伺うことにした。
半信半疑で あったが
幸いに 了解していただいた。
懸案の 1つが 1歩  前進した。
 
ありがたい。
 
午後には オーナーを 訪ねた。
会社を 訪ねるのは はじめてである。
 
満面の 笑顔で 迎えて 戴いた。
ブログを 良く読んで 戴いているようである。
矢継ぎ早に 感想や質問が 飛んでくる。
頭の良い人だけに その勘どころが するどい。
 
応接室が 壊れんばかりの 笑い声が 飛ぶ。
とにかく 明るいひとである。
その迫力に 悩みがあろうものなら 即 吹っ飛ぶ。
オーナーの 素晴らしいところだ
私の 好きな ところである。
その 笑い声は 天下一品だ。
 
「褒め殺し」になったかな?
 
せっかくの ことなので
夢について 話をした。
実現するための ビジョンについて 話をした。
オーナーも 快く 理解して 戴いた。
 
少しずつだが 新たな チャレンジに 向かって 進んでいる。
 
夕方 電話を 戴いた。
困っている 私に 助け舟を 出していただいた。
甘えて いいのかな と思うが
今の 私には 申し出を 解決できる 力がない。
現状で 仕事を してもらうしかない。
 
そこに 助け舟の 提案である。
情けなくもあるが その善意は嬉しい。
甘えることにした。
 
捨てる神あれば 拾う神ありである。
本当に ありがとう!!
 
部下から 友人からの メールについての 報告を 受けた。
ブログを見て 下さっているようだ。
どうぞ 遠慮せずに お越し下さいと 申し伝えた。
 
思いを 話せば(放せば) 重いは(思いは) 放たれるである。
何か 色々あった 1日だった。 
kazu

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posted by カズ at 18:20 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月14日

「これで いいのだ!!」

ふたご座 流星群が 見られると言う。
昨夜は 雲に 遮られ 見ることが 出来なかった。
今日は 雲ひとつない 冬晴れである。
さて 今夜まで もってくれるか。
 
何とかなって 欲しい。
今夜は 空を 見上げてみたい。
 
昼を過ぎ 1Fに 上がった。
昨週末の 約束を 覚えているだろうか。
 
踊り場につくと 約束の ひとの姿がある。

まさかと 思ったが 人違いではない。

ビックリである。
 
「社長さん 忙しいんでしょ?」
「どうして」
「職員から 聞いたよ」
朝礼での スケジュールが 伝わっていたようだ。
 
「忙しいから ダメだと 思っていた」
「そんなことないよ。ちゃんと 体を開けておいたよ」
「忙しいのに 気の毒やね」
「大丈夫。行きましょう」
 
風は 強いが 良い天気だ。
車を 用意し 一緒に 出かけた。
 
行き先は 自宅だ。
一人暮らしゆえ 時々 家のことが 心配になる。
 
心配の余り 眠れない。
眠れないと 体調を 崩す。
その 悪循環が 時々現れ 頭を支配する。
 
今回も その前兆である。
現場は とても 付き合ってる 余裕などない。
 
時間の 融通が利く 私の仕事となる。
行く道 笑いが いっぱいである。
褒めること 褒めること。
終いには 
「褒め殺しに合う」。
 
木を越えて 鉄塔でも登りかねない 勢いである。
 
「文句が 実に ふるっている」
 
再現してあげたいが みんなまで登ってしまったら 気の毒だ。
今回は やめて おくことにしよう。
 
その 不安は 高じて
 
「家が 火事で なくなって いるかも知れない」
と言う ところまで行ってしまう。
 
「大丈夫」を 口で 納得させるのは 難しい。
今の 私には できない。
 
思い出したら 吉日である。
いや 不吉である??
 
誰だって 居ても立ってもおれない。
 
ここは 行くしかない。
確かめてもらうしかない。
 
門扉を 開け 玄関まで 足を 運ぶ。
鍵を 開けるが なかなか 開かない。
用意された 鍵が 全て入らない。
 
仕方なく 中へ入るのは 断念した。
次回に 譲って 帰ることになった。
 
鍵を開ける 2人組を 不審に 思われたか。
隣の 住人が 出てこられた。
 
幸い お知り合いだったようで ホッとした。
 
こうして 不安の種は 消えた。
その代わり 安心した 表情と笑顔が 戻った。
「これで いいのだ」!!
 
kazu 

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2009年12月13日

ゆず風呂

あさ 田舎の 義母が 訪ねてきた。
聞けば 親戚が 入院したとのことだ。
見舞いのついでに 寄ったとのことである。
 
みやげに 田舎の 野菜を 持ってきた。
大きく巻いた白菜である。
その大きさは 尋常ではない。
両の手で 持つのが やっとである。
義母の作る野菜は とにかく でかい。
 
大根とにんじんも 入っている。
冬野菜の 代表選手が 揃った。
この季節には 欠かせない 根菜類である。
鍋に うってつけだ。
 
東洋医学では 体を温めると言われる
冬の 優良野菜だ。
 
肥沃な畑で 義母が 丹精込めて 作った 作品群だ。
まちがいなく 絶品である。
そして 生で食べても 甘い。
 
今夜の 食卓を にぎやかに 飾るであろう。
楽しみである。
取立ての野菜を 口に出来る私は 幸せである。
 
帰り際 たくさんの ゆずを 渡してくれた。
義母が 私へ 用意した クリスマス・プレゼントだ。
 
「ゆず風呂でも 入って 疲れとってね」
 
義母の 優しい 心遣いである。
実に ありがたい!
kazu 

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2009年12月12日

おいちに・おいちに

ひと足 はやく クリスマス・プレゼントを 頂いた。
昨夜の 忘年会での ことである。
 
宴も たけなわに なってきた。
ビンゴゲームが 始まった。
 
抽選された 数字が 次々に 読まれていく。
ゲームが はじまり しばらくすると
「リーチ」と言う声が あちこちから飛ぶ。
 
リーチが かかっても 「ビンゴ」に達しないのが
また このゲームの 楽しいところである。
はらはら どきどきして 待つこと 10分。
最初の 「ビンゴ者」が でた。
 
プレゼントは 大小の袋に 身を隠している。
中身は とんとわからない。
手で 持って その感触を 確かめつつ 想像するしかない。
なかなかの 演出だ。


それでも 最初に 当たったものの 特権である。
しっかり 品定めをして 帰っていく。
もちろん その顔は してやったりの 得意顔だ。
 
次々に 「ビンゴ」と 声が上がる。
一度に 3人もの 手が上がる。
ケンカになっては いけない。
じゃんけんをして 選択順位を決める。
これが 運命を 分けるとなると 勢い じゃんけんにも 力が入る。
 
中には カードが 透け透けに なっている人もある。
いつ ビンゴになっても おかしくない。
なのに なかなか ビンゴとは いかない。
 
酒の 勢いもあり
「施設長 3番。 3番ひいてーや」と
指名が かかる。

この年になって 指名がかかるのも 悪くはない。(何か 変?)
指名に応えて 気分を良くしてあげたいが そうは問屋は おろさない。
またしても 怒号を 浴びることになる。
 
それなのに 最後の 最後に 大物を 釣るのだから
「残り物には 福あり」である。
 
こうして 悲喜こもごもの
いや 嬉々こもごもの プレゼントを 頂き 閉会となった。
みんなの 顔に 明るさが 戻って ほっとした。
「来年こそは」と 秘かに 誓った。
 
楽しい 夜をありがとう。
企画・運営を引き受けてくれた 実行委員のみんな ありがとう。
 
ちなみに 私への プレゼントは 入浴剤であった。
この1年の 疲れを 色々な香りで 癒したい。
 
ところで
今日は 12月12日である。
いい字いち字の語呂合わせで 「漢字の日」である。
 
今年の世相を 1字で表す 「今年の漢字」も 決まった。
 
「新」である。
 
 
果たして 我が「ホーム」の1年を  1字で 表すなら 何となろうか。
「兆」であろうか はたまた 「微」であろうか。
 
そんな マグマの 動きを 感じた1年であった。
 
同じ 語呂合わせなら
私には 「おいちに(12) おいちに(12)」が 良い。
今の 私には ふさわしい。
ゆっくりと 確かな 歩みを 「おいちに おいちに」と
声かけながら 進んで 行きたい。
kazu

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posted by カズ at 09:29 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月11日

「大丈夫だよ」!!

生きるとは 本当に 大変なことだ。
年が行けば いくほど それは 厄介だ。
 
そんな ことを 考える 出来事が あった。
 
内線が 鳴った。
 
「施設長 助けて 下さい」
と 職員からの 電話だ。
 
その声が 切羽詰まっている。
 
朝礼前ではあったが すぐに会いに行った。
 
「胸が 苦しくて 終えん」
「病院へ 連れてって」
その声は 悲壮感 いっぱいだ。
 
その 苦痛を 回避できる レベルではない。
 
この場は 落ち着きを 取り戻してもらうしかない。
まだ 理性に働きかければ その場は持つ 相手だ。
 
「わかったよ。しんどいね。」
「朝礼が 終わったら 迎えに行くから 準備しておいて」
 
ひょっとしたら 病院受診も考えておかなきゃ いけないか
と 思いながら 階段を 降りた。
 
朝礼を終え カンファレンスの用意を済ませ 再び上がった。
 
果たして 覚えて いるものか。
半信半疑で 声をかけ 居室に 入った。
 
「社長 今日は14日でしょう。帰る日やから帰るわ!」
と 言い出す。
 
しめしめである。
胸の苦しみは トウに 遠のいている。
 
「カレンダーが 3日 先に行っているわ」
と言うと
 
「あっ そう」
「あたまが ぼやぼや やね」と言って 自嘲する。
 
「頭だけかね」と 突込みを 入れたかったが 名誉のため やめた。
 
ところで
「病院 どうしようか」
と 話を 向けてみた。
 
「急に 胸苦しくなったら 恐怖感が増し いてもたってもおれんのよ」
その 苦しい 心情を 吐露する。
 
「わかる。わかる。そりゃ 苦しいわね」と 相づちを打つ。
 
「そんな時 どうしたら いいかね」
 
もう一人の 自分が
「大丈夫だよ」と言ってくれたら 少しは 安心するんだけど・・・。
 
「そう。社長さんのように 賢ければ そんなことも出来るだろうけど」
「私は できへん。すぐ ごちゃごちゃになるのよ」
 
「えらい!!」
ごちゃごちゃに なっているいることが 分かっていれば 上等だよ。
必ず できるよ。
 
次に そうなったら 
「大丈夫だよ!」と 優しく声を かけてね。
 
「分かった。そんなら 少し 横になるわ」
これまた 上等な 答えである。
 
即 実践である。
 
何時間持つか?
そんなことは どうでもいい。
 
また お呼びがあれば 出向くしかない。
 
必ず
「大丈夫だよ」と 声を かけ 安心して 過ごせる日が 来るに違いない。
 
今日は ホームの 忘年会である。
私に とっては 2回目である。
まだまだ 地に足が着いていなかったのを 覚えている。
 
今年1年の みんなの 頑張りを ねぎらってあげたい。
大いに飲み 語らいたい。
 
もし ブログ 見られたら オーナー 是非 顔を出して下さい。
kazu

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posted by カズ at 08:13 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月10日

自分への「賞与」!

今日は 12月10日である。
賞与の 支給日である。
2回目の 冬である。
  
外に 目をやると 空は 厚い雲に 覆われている。
それに 呼応して 海の 色も 輝きを 失っている。
 
あたり 一面が 冬 独特の 鈍色である。
 
丘を 抜ける 風も 冷たい。
 
今日の 空は 海は 吹く風は 
職員の気持ちを  代弁しているのかもしれない。
 
そんなことを 思いながら 空を 見上げている。
 
忘れられない 1日になりそうだ。
 
それでも 今日という日に 何とか たどり着けた。
不思議である。
 
素直に 喜びたいし 感謝したい。
自然と 手を 合わす 自分がいる。
 
 
その 思いが 届いてくれたらと 思うが
それは 身勝手な 私の 望みである。
そうでないことの方が 自然かも 知れない。
 
はたして どう 受け止めてくれた だろうか。
 
行く手を 阻むものが 次々と 襲ってくる。
息つく 縞も ないほどにだ。
へこたれては いけない。
へこたれている 場合ではない。
 
それを 乗り越えてこそ 人生なのだ。
そうでないと 力など つきはしない
ほんまもんには なれやしない。
人格が 練られることはない。
  
世は 「無常」である。
常に 動いている。
ひとときも 止まることはない。
 
すでに 歩き出した。
もちろん 次に 向かってだ。
止まっては いけない。
乗り遅れないことだ。
 
人間は おろかでもあるが 「賢く」もある。
心配するな。 
賢く生きることだ。
失敗を 恐れないことだ。
失敗に 学ぶことだ。
 
そうして 打たれ強く 磐石な ものへ 進化していくのだ。 
 
一生懸命の 結果だから 誰の 責任でもない。
うなだれる 必要など 毛頭ない。
 
見顔を 上げ しっかりと 前を向いて 進もう。
 
これが 自分への 褒美である。
「賞与」である。
 kazu

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posted by カズ at 12:47 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月09日

幼い日の思い出!

今にも 空が 泣きそうである。
久しぶり ショートの迎えに 行った。
 
どんな 朝を 迎えたのだろうか?
行く道すがら 思いを 馳せる。
やはり 気になるものだ。
 
狭い通りを抜け 玄関に着き チャイムを押した。
ちょうど 朝食が 終わった ところらしい。
 
家のご主人が 顔を出した。
 
「薬が ありますので 少し お待ち下さい」
 
との ことだ。
 
しばし 一緒に 談笑しながら 待つことになった。
 
大通りを 1つ 中に入った 住宅街である。
登校中の 子どもの姿も見える。
 
ご主人が 一服 終わる頃 貴婦人が 出てきた。
どういうわけか 満面の笑みである。
こころが 踊っているのか つまずきそうになる。
 
「社長さんが 迎えに来ると 違うね」
と 冷やかされることになる。
が 心は うわの空である。
 
あいさつを 終え いざ 出発となった。
車の中では 会話が 弾む。
 
「昨日 良く休めた」(わたし)
「休めるもんですか」(貴婦人)
「どうして?」(わたし)
「社長が迎えに来ると言うから 4時には 目が覚めたが」(貴婦人)
 
ゆっくり 休めば いいものをと 思うが
そうはいかないのが 人生の先輩の 考えである。
 
「社長が 早く迎えに来ると聞いていたので 遅れるわけに いかないでしょ!」
 
「なるほど」
 
さすが 人格者の 考えることは 違う。
別に 4時でなくても いいのにと思うが
そこは 凡人の考えることである。
 
実は こんなところまで 心を配って 生きておられるのだ。
それが お年寄りの 真実の姿である。
 
そんな ところまで 心が 及んでいるだろうか?
この 私でも

そこまでは いっていない。
 
恐縮でもあるし 恥ずかしくもある。
 
本当に 頭が さがる。
爪の垢を 煎じて 飲む 必要が ありそうだ。
 
珍しく 手には 幼い頃の写真が ある。
 
「いつのころ」
 
と問うと
幼い頃を過ごした 中国天津での 写真だと言う。
 
兄弟姉妹の中に 中国人の姿もある。
「林さんといって 日本語うまいのよ」
「良い人だったよ」
 
「人生 いろいろあったけど あの時は 助けられた」
感慨深げである。
懐かしそうである。
 
想い出が 湧き水のように 湧いて出る。
いつもの 滑らかな口が 更に 饒舌さを 増す。
 
「写真」を当てに ゆっくり 話をしたい。
そう 感じながら ホームへ 向かった。 
 
車は あっという間に 第2の 「我が家」についた。
迎えに出た 職員に 手荒い 歓迎を受けても 満足そうである。

 
貴婦人の 意外な 一面を 知ることが できた。
短い 時間であったが 良い時間であった。
kazu

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posted by カズ at 09:06 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月08日

「素直」が一番!!

小春日和の 昼下がりである。
眼下の 街並みが 舫っている。
 
朝から 鼻水が 止まらない。
かみすぎて 鼻が 痛い。
 
風邪症状?それとも花粉症?
いずれにしろ 午前中もの間 悩まされるのは 初めてである。
 
朝から 何となく 辺りが 騒がしい。
 
先ほど 熱を 出した 職員が 帰って 行った。
即 勤務変更の 発生だ。
協力してくれるから なんとか なる。
定点90を越える 勢いの地域である。
大事に 至らなければ いいのだが。
祈るばかりだ。
 
請求事務の 真っ最中である。
なかなか 合計が 合わないようだ。
そのうち 気まずい 雰囲気に なったりする。
大丈夫だろうか!
 
「素直に 謝れば 済むことなのに・・・」
と 思いつつ 見て見ぬフリをする。
 
どうして 頭を下げることが 出来ないのだろう。
人と 上手くいく方法を 常に 考えて 欲しいのだが。
 
その 答えは 一つである。
素直であることだ。 
優れた 専門能力より 必要な 人間力だ。
 
 
面談の申し込みが あった。
話を 聞くことに した。
心理的 トラウマを 解放できずに 苦しんでいる。
これ以上 不安と 同居することが できないと言う。
その辛い気持ちは 理解できる。
いた仕方ない。
 
その痛みが 癒えることを 待つこととした。
 
こんな時に 限って なのだが。
調査依頼が 相次いで 送られて来る。
それも 一方的に 締切日を 指定してだ。
計画していた 仕事の段取りを変更し 割り込ませるしかない。
結局 そのために 午前中 手を取られた。
 
相手 構わずだから 実に 困る。
 
こうして 午後のひとときが 瞬く間に 過ぎて行く。 
そういえば 朝 退院して帰った来た 住人が
職員と 散歩に 出かけていった。
 
久しぶり 出勤した職員が その「姿」を見て
目が 「点」に なっていた。
回復とは すばらしい!!
kazu

 是非、ご覧下さい!!

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posted by カズ at 13:44 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月07日

神の思いと人間の思い!!

日没 まじかに 洗車に 出かけた。
太陽が 今にも 沈もうとしている。
 
少しばかりの オレンジ色と
低く垂れ込めた 雲の 色合いが
冬の 独特な 雰囲気を 映し出している。
文句なしに 美しい。
 
珍しく ウィクデーに 休みを 頂いた。
沈む太陽を見たが
「沈まぬ太陽」が
計画していたものであった。
 
しかし その計画は あえなく 潰えた。
 
先週末 子どもが サイフを 失くしてしまった。
紛失届けを 昨日 届けたが 今朝まで 連絡が ない。
 
サイフの 中には 免許証も 入っていた。
免許証がないと 通勤が 不便だ。
自転車を 長時間 漕ぐしかない。
 
そんな 大変さを 思うと
厳しい親父も 優しくならざるを得ない。
 
付き合うことにした。
何故か 再交付は 土・日は 受け付けていない。
結局 子どもも 仕事を 休むことになった。
この 行き届かない 硬直した あり方には 正直 腹が立つ。
 
まんが悪いことに 再交付を 終えて 帰りかけたところへ 警察からの 電話である。
「届出が あったので 西大寺警察まで 取りに来てください」
である。
再交付の 費用も 決して 安くはない。
もう1時間 早く 連絡があれば こんな遠くまで 来る必要も お金を使う 必要もなかった。
 
仕方なく 免許センターから 西大寺まで 車を 走らせた。
 
再交付を受けて わずか 2時間である。
受け取った 財布を持って
今度は 南警察署 とんぼ返りだ。
紛失した 免許証の 返納である。
 
落とした 財布は 土曜日に 届出が あったとのことだ。
 
警察署間で あるいは 免許センターまで 情報が 届いていたら・・・。
こんな 手間は いらなかったのにと 「ぼやき」の一つも 言いたくなる。
縦割り組織の 被害を まともに 蒙ることとなった。
 
たまたま 休みだったから 良かったものの・・・。
 
少なくとも 土・日ぐらい 受け付けても 誰も 文句は 言うまい。
 
岡山市内を 北へ 東へ 返して 南への
100キロ余りの 長距離 ドライブと なった。
 
神様が 計画した 時間とは 言え
ほとほと 疲れた。
 
いつもの ことだが 神様の思いと 人間の 思いは 違う。
何か もやもやとした 思いが まだ 残っている。
これで 由として 受け入れることにしない限り 眠れそうにない。
kazu

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2009年12月06日

目が「点」!!

昨日 午後から カンファレンスがあった。
生活相談員 担当ユニットリーダー 看護師が 出かけていった。
入院先での カンファレンである。

その席上  目が 「点」になったと 報告をうけた。
歩く姿 しゃべる口調など 全てが まるっきり 別人になっていた。

入院前は 転倒を 繰り返す。
動作は 緩慢。
しゃべりも ろれつが 回らない。
食事を取る手も 上がらない。
食事の 介助さえ 必要な 状態だった。

管理するユニットから 
マンツーマンで ないと危ない。
「何とかして」と
悲鳴が 上がっていた。

余りにも 急な 状態像の 変化である。
何が 原因か。
運動機能障害を 疑って見た。

そのため  脳外も受診した。
「CT」も 撮った。

しかし
異常は なかった。

次の 問題を 探った。
考えられるのは 薬の 影響だ。

かかりつけ医に 相談した。
これまでの 状態を 話した。
入院を 受けて もたった。

リスクを 抱えての毎日から 開放された。
ほっと したのは 言うまでもない。

そして 昨日の カンファレンスである。

入院して 「薬」が とめられた。
それから 1週間。

本来の 姿に 戻ってきた。
1週間前を 知るものにとって その姿は 驚きだ。

 

今日 退院して 住人は 帰って来た。
出迎えた 職員の 目が すべて「点」になった。

喜びが あふれた。
 
果たして この 1週間の 騒動は 何だったのだろうか。
高齢者への 薬の利用は 両刃の剣 である。
薬への 妄信は 危険である。
この経験から 学んだものは 大きい。
今回ほど 臨床での 観察力 判断力 決断力の必要を 思い知らされたことはない。
こころして 今1度 臨床に 当たって 頂きたい。
kazu

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2009年12月05日

幸せのお裾分け!!

土曜日の 午後を 迎えている。
出勤者も 少なく 実に 静かだ。
 
相勤者は 坦会に 出かけ 一人きりになった。
清掃の 職員も 一人 ふたりと あいさつをして 帰っていく。
 
午前中は 情報公開の 資料作りに 没頭した。
やっと 終えたところである。
やりながら どれだけ 活用できているのだろうかと 疑問も浮かんでくる。
 
 
留守中 何本か 電話を 受けた。
郵政事業の 年賀寄附金の 担当者からも あった。
 
土曜日に 仕事??
 
民間になって 曜日に 関係なく 働いているのだろうか。
 
入浴設備の 導入には 資金が 足りない。
職員からの 希望が 就任当初から あった。
何とかしてあげたい 気持ちはあっても 
懐が 追いつかない。
 
そこで 年賀寄附金の 申請と なったところである。
 
用件は 一部 申請用紙についての 確認を したかったようだ。
資料を FAXし 了承を得た。
 
さて どんな 運命が 待っているだろうか!
神のみぞ 知るである。
女神が 微笑むことを 期待せずに 待ちたい。
 
また
 
めずらしく オーナーから 電話も あった。
ブログで 紹介した 映画 「風が 強く 吹いている」を
見に行かれたようだ。
 
楽しんでいただいたようで 嬉しい限りである。
「感動」を 共有出来ることって 本当に 素晴らしい。
 
また 機会を見て 紹介したい。
 
午後から 面会客が 多くなってきた。
今日が 誕生日と言う 家族も 見えられた。
おんとし 数えの 「99歳」である。
 
彼女は 当ホームの 最高齢者 である。
いつになく 素敵な 笑顔が 光っている。
家族の目も 慈しむような 優しさで 満ちている。
「病院にいた頃との 顔とは 全然違う。」
と 驚嘆されている。
 
恐縮にも 感謝の ことばまで 戴いた。
誇りに思う 瞬間である。
 
 
幸せの お裾分けを いただいた。
この ご長寿に あやかりたい。
kazu

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2009年12月04日

つわものぞろい!!

今日は 住人の 「検診」である。
予定した 時間より 早めに 検診車が 到着した。
 
早速 エントランス前への 誘導が 始まった。
 
こんな日に 限ってが 世の常である。

体調を崩して 職員が 休む。
今年 最後の 散髪日でもある。
もちろん 特浴も一般浴もある。
 
猫の手も 借りたい 忙しさなのに!!

猫がいない。

いや 猫でなかった 人が いない。
 
仕方なく 手伝うことにした。

 

誘導を手伝った。
ストレッチャへの 移乗も手伝った。
 
何を するのか 要領を得ない 住人が 相手である。
さすがに 手ごわい。
 
拉致でも されたかのように おびえる人もある。
階段を 下りるのが 恐くて 手すりに しがみつく人がいる。
無理やり 手を ほどこうとすると 持つ手に 更に力が 入る。

階段の 上り下りが 分からない人もいる。

足に 力が 入り 曲がりや しない。 
言うことと 全く 反対の 行動を 取る人もいる。

そんな こんなで
結局 予定していた 時間を はるかに オーバーしてしまった。

想像以上に 大変な 作業であった。
久しぶり 体力を消耗した。

体力すれすれの 作業であった。
 
正直 ちょっぴり 疲れた。
 
すかさず
「施設長 お疲れ モードですね」である。
隠しているはずの 疲れが 
もろ 出てしまっている。
 
年だけは 隠せない。 
 
はや すでに 腕が 痛い。
歩くたび 臀部が 痛い。
いや きしむが 適切な 表現か。
 
今日が この調子である。
明日 明後日は いったい どうなっているのだろうか。
想像に 難くない。
 
介護している みんなは 偉い!
これが 毎日である。
見直した。
 
日頃の 頑張りに 感謝!!
そして
今日は みなさん おつかれさまでした。
kazu 

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2009年12月03日

えびす顔!!

朝から 雨が 止むことがない。
そんな中でも  面会が 後を たたない。
家族の 思いの 深さだ。

何回電話しても 通じない。
そんな 不満を ぶつけに来た。

「社長さんに 言っても 仕方ないんやけど」
と言いつつも 不満をぶつけてくる。

当たられるほうも 辛いが 本人は もっと辛い。
ここは しっかり 受け止めるしかない。

「ほんま つらいなー」
「そら あたま くるわなー」
「よう わかるは」

気持ちを 受け止めた。
憂さを 晴らして 気が済んだのか。
言っても 仕方ないと 諦めたのか。

しばらくすると
とぼとぼと 帰っていった。

家族に会いたい けど 会えない。
声を 聞きたいけど 聞けない。

これほど 辛いことはない。
寂しい ことはない。
ましてや 自分の気持ちを 納得させなければならない。
それなりの 覚悟がいる。
骨が折れる 作業だ。

そして
あさが 明けた。
妹さんが 来てくれた。

積もる話が あったのだろう。
なかなか 面会室から 出てこない。

充分 不満をぶつけられた だろうか。
心から 甘えられた だろうか。
作業を 進めながら 待った。

その顔に 笑みが こぼれている。
えびす顔 である。

家族でないと 出来ない 作業だ。
擬似家族であっても 家族には なれない。

「家族」とは  かけがえの 存在だ。

「父が 生き返った 気がします」
「元気な 姿に会えるのが 楽しみです」

そんな言葉を 残して 娘さんが 帰っていった。
「おいしそう! まるまる 太って!!」
おみやげに ジャガイモを 買っての お別れだ。


kazu

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posted by カズ at 11:45 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2009年12月02日

自分をたいせつに!!

IMG_7940.JPG

エントランスには クリスマス・ツリーが 飾られた。
施設内を こだまする 歌声は クリスマス・ソングだ。
 
ふと 仕事する手が 止まる。
唇までが 動く。
 
この 季節ならでわか。
なぜか 気分までが ウキウキする。
 
いよいよ クリスマス 一色へと 時を 刻みだした。
どんな デコレーションやイベントが 待っているのだろう。
 
秘密の ベールが 開けられる日が 待ち遠しい。
 
来客との 話を終え 席にもどった。
来月は 監査である。
そのための 事前準備を 始めた。
 
その矢先である。
 
居ないはずの 住人が 視線の先の 椅子にかけている。
見渡すが 職員の 顔は 見えない。
 
脱走か?
一瞬 疑いが 走る。
 
上の階では 慌しい 職員の声がする。
吹き抜けの 踊り場から 職員が 身を乗り出す。
 
「いた いた」
「施設長 済みません」
「やられた」
と言う 声も 聞こえる。
 
怖い 恐い 「事故報告書」が 待っているからか?(笑い)
 
住人は 間違いなく 脱走に 成功したようだ。
実に 職員の目を 盗むのが うまい。
天才的だ。
 
慌てて 男性職員が 二人 迎えに 降りてきた。
 
連れて 帰ろうとするが 静止して 帰ってもらった。
 
話を聞くと
ここ しばらく ハンガーストライキ中とのことだ。
 
「可愛く ないね」というと
「どうせ 可愛くないわね」と 憎たらしいことを言う。
 
「こんな 可愛い 顔しているのに」と 笑窪に手をやり 茶化すと
「ほっといてんか」と 言いながら 笑顔である。
 
しばらく 外のベンチに 腰掛け 話を聞いた。
 
住人に対する不満や職員に対する不満が お腹いっぱいである。
いや 胸 いっぱいである。
これだけ 溜まっていたら めしも 食えんわなと
へんに 合点がいく。
 
ガス抜きをした。
お腹いっぱいが 半分ぐらいには なったかな。
 
二人並んで 空を 見上げた。
 
空の青さが 1つではない。
鳥の さえずりを 聞いた。
風に 舞う 枯葉を 見つめた。
遠くには
海が 工場の 煙突が 太陽の 光で 霞んで 見える。
目の前の みかん山には 色づいた みかんが たわわに 実っている。
みかんの 手入れに来た 農夫の 姿も見える。
 
目をやるだけで
詩人に 画家に 作詞家に 作曲家に してくれる。
 
一句作って 詠んでみた。
 
「署長 もう一つや」
 
いつもの 毒舌が 返って来た。
元気が 出てきた。
これで 由としよう。
 
限られた いのち。
限られた エネルギー。
自分のために 大切に 使おうね。
 
これが 二人の 結論である。
 
もとろん 帰りの足取りは 軽い。

 
PS:先ほど 花壇の主が 今年最後の 手入れに 寄ってくれた。
取れたての ジャガイモ 持参で である。
実に まるまる太り おいしそうである。
ご賞味 あれ!

IMG_7939.JPG
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2009年12月01日

全員集合!!

IMG_7918.JPG

みんなの顔が 出そろった。
就任以来 初めてである。
ずいぶんと 時間がかかった。
お年寄りを預かるとは こういうことなんだと
痛いほど 教えられた。
 
それゆえ 今日は 特別な日である。
今年一番の 喜びである。
師走初日に 実現するとは 縁である。
 
思わず バンザイをした。
その姿を 見ていた 職員が 笑っている。
これ以上 この快挙に 相応しい
パフォーマンスは ない。
 
どれだけ 職員に ハッパを かけたことか。
どれだけ 職員に 嫌な 思いをさせてきたことか。
それでも 檄を 飛ばし続けた。
 
あと一歩が なかなか 遠い。
悔しい涙も 幾度と 流した。
 
必死に 耐えた。 
歯を 食いしばった。
 
その 甲斐が あった。
終に 実を 結んだ。
 
「やればできる」
 
それが 答えである。
 
今日は 職員の 頑張りを
心から ねぎらって あげたい。
 
「おめでとう」
「よくやった」
 
今日だけは
50の顔を しっかり 焼きつけて いようと思う。
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2009年11月30日

小さなしあわせ!

1昨日 コメントを 戴いていた。
暖かい お心使いが 本当に ありがたい。
この場を 借りて お礼を申し上げたい。
 
たまたま 筆を 取ることが出来なかった。
正確には 時間が 取れなかった。
それが 
何日も 重なってしまった。

ただ それだけである。
 
それなのに こうして 体の心配まで してもらえる。
何と ありがたいことでしょう。

贅沢な ことです。
 
目には見えない糸で 結ばれているのですね。
繋がっているのですね。
 
改めて 人の 思いの 深さを 考えさせられました。
 
ところで
11月も 今日が 晦日である。
誕生月も あっという間に すぎた。
 
終わりよければ 全て「由」である。

今月も 無事 給料の 支払が できた。
みんなが 心を1つにして 頑張ってくれた お陰だ。
 

お礼を 申し上げたい。
さすがに ホッと 肩の荷が 下りた。 
 
若い頃は 大きなことが 「幸せ」を計る 物差しだった。
それでも 「幸せ」とは 感じなかった。
 
今は 小さなことが 「幸せ」である。
小さなものに なった 気がする。
 
実に パラドックスである。  
 
午前中
花壇の主が 手入れに 来てくれた。
寒風を 縫っての 来訪である。
 
ありがたい!!
 
彼女が 私の境遇を 案じて
「願いは 通じますよ」と ねぎらって くれた。
支えてくれる人がいる。
だから 頑張れるのだと 思った。
kazu

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2009年11月25日

掛け値なしに すごい!!

昨夜の 雨が うそのように 晴れ渡った。
散歩していても 通る風が 暖かい。
 
久しぶり 巡回した。
ほとんんど 会話が できない。
でも その表情が 会話を 楽しんでいる。
初めて 「ありがとう」と 唇が 動いたのを見た。
 
言葉はなくても 気持ちは 通じるのだ。
 
久しぶりの 訪問を 歌で 出迎えてくれた。
「兄ちゃん 一緒に 歌おう」
嬉しいことに 誘ってくれる。
 
歌は「とおりゃんせ」である。
 
「この子の 7つのお祝いに お札を納めに 参ります」
「行きはよいよい 帰りは怖い」
 
こわ〜い顔をすると 大爆笑である。
そう言えば 彼女は 大阪出身だった。
天神様のことを 思い出していたのだろうか。
 
テーブルに 顔を伏せて 寝ている人がある。
「狸 寝入りですか?」と わざと いじわるした。
すると
「狐 寝入りです」と 咄嗟に突込みが 返って来た。
 
実に 機微に飛んでいる。
 
居室をのぞくと 箪笥の衣類を 片付けている??姿が 目に留まった。
昨日 娘さんから 「柿」の差し入れがあったばかりである。
娘さんの 心配りに感謝し お礼をのべた。
 
「良い 娘さんですね」と 持ち上げた(本当にそうなんですが・・)。
 
さて どんな返答が返ってきたと 思います?
 
笑いながらであるが
 
「そりゃ〜 母親がいいからですが」と 来た。
 
これには 参った。
実につぼを得た ウィットである。
驚きである。
 
すばらしい!!
頭の 回転が 超ど級である。
 
ノックして 居室に入ると 新聞に 釘付けである。
さっそく 阪神の選手のことに 話が及んだ。
 
「藤本選手が ヤクルト本決まりや」
「阪神にいても 出番ないから よかった」
 
その 表情は 父親の顔だ。
どこまでも 阪神の選手に 優しい。
 
ベッドの傍らに 本が置いてある。
「図書を借り読み出したところや」
 
実は 先日 市から 除籍図書の 寄附を 受けた。
早速 図書室を 設けた。
読者の 第1号である。
 
90歳に近い 農婦が 朝から 心配事を 抱えている。
「どうしたん」と 聞くと
 
「肥と水遣りに 行かんと いかん」
「おじいさん 一人じゃ たいへんや」
「若いもんは 仕事で おらへんし」
「90を過ぎ 大した事で出来ん でもせんわけには いかん」
 
と 来た。
 
お百姓さんらしい 心配事である。
いつまでも 元気である。
そして 現役である。
 
明日 一緒に 出かけることにした。
彼女は 寝たきりである。
 
元気で ユーモアたっぷりの 住人たちである。
実に ユニークだ。
楽しさを 心得ている。
ちっとも 老いてやしない。
元気 ハツラツだ。
 
却って こちらが 老いているかも 知れない。
心配になった。
 
元気をもらった。
ありがとう!!
kazu

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2009年11月24日

当事者が語ったこと!

10年 ひとむかし である。
やはり 隔世の 感がある。
 
10年前に 始まった活動が 今年 区切りを迎えた。
会場を 訪ねて見た。
懐かしい顔もあれば 知らない 顔もある。
 
気分は まるで 「同窓会」である。
しばし 再会を 楽しんだ。
 
バトンが 大切に 引き継がれている。
その事実が とりわけ 嬉しい。
 
思い起こせば その始まりは
小さな 声が きっかけだった。
 
誰もが 認知症のケアに 悪戦苦闘していた。
経験はしているものの
それを みんなの「力」にすることは 出来ていなかった。
 
「一緒に 語り合ったら 何とかなるかも」
 
そう 偶然にも
みんなが 仲間を 探していた。
 
不思議なことに 専門職という 垣根を越えて 人が 集まった。
 
「木漏れ日ほどの 人の温かさと優しさ」があれば・・・。
 
認知症ケアは 解決できる。
そんな 思いから 「こもれびの会」と 命名された。
 
地道な 活動である。
その活動が 幸いにも 認められることになった。
 
そして 思わぬ 形へと 発展した。
市とのコラボが 実現したのだ。
 
それが 「認知症高齢者を支える集い」
である。
 
その 歴史にふさわしく
10回目の 今回は 当事者の話を 聞くことができた。
 
当事者が 語る言葉だけに 胸に突き刺さる。
繰り返し 繰り返し 出てくる 言葉に
その 思いの強さを 感じる。
 
再現すると こうだ。 
 
「優しく あって 下さい」
「わからないことは 教えてください」
「やれば 出来ることいっぱいあるんです」
「できることがあれば やる気がでてくるのです」
「嬉しいんです。楽しいんです」 
「どんどん 元気に あかるくなるのです」
そして
 
「笑顔に なっていくのです」
 
彼の 心からの叫びである。
そして もちろん 真実である。
生きた 証言である。 
 
あなたは この 声を どう聞きますか。
 
この声が 届けたものは 計り知れない。
認知症には 希望を
関る専門職には 「警鐘」を 鳴らしたと言える。
 
10年と言う年月が 生み出したもの
それは
当事者が 声を 上げたことである。
認知症ケアの あり方を 変えたことである。
 
これから その歴史は 大きく変わるに 違いない。
謙虚に 耳を 傾けたい。
kazu

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posted by カズ at 15:30 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ