2011年06月14日

「自他一如のこころ」

2011.6.14(火)

「自他のこころ」

友人の グループホームを 後にして
自宅へ 向かった。

今にも 陽が 落ちんとしていた。

西の空が うっすら
茜色に 染まった。

運転中 だったが
その美しさに 目が 奪われた。
記憶に とどめようと
思わず シャッターを 押した。

それほどの 
美しさで あった。

夕焼け空に 会えるなんて
いつ以来だろうか。

不思議な 感覚に 襲われた。
これが 恵みと 言うものであろうか。

110614_1928~01.jpg

忘れえぬ日
3.11から 3ヶ月が 過ぎた。
しずかに その日と
向き合う ことが
徐々に 少なくなって来た。

かろうじて
目の前の 「義捐金箱」に
手を 延ばすとき
被災地に 思いを 寄せる。

金子 みすずは 20歳のとき
次のような 詩を 詠んでいる。

「去年の きょうは いまごろは
私は 積み木を してました。

積み木の城は がらがらと 
みるまに くずれて 散りました。

去年の きょうの くれがたは
芝生のうえに 居りました。

黒い火事雲 こわいけど
お母さまの 瞳が ありました。

去年の きょうが 暮れてから
せんの お家は 焼けました。

あの日 届いた 洋服も
積み木の城も 焼けました。

去年のきょうの 夜更けて
火の色映る 雲のまに

白い月かげ 見たときも
母さま 抱いてて くれました。

お衣は みんな あたらしい
お家もとうに 建ったけど

去年のきょうの 母さまよ
私は さびしく なりました」

関東大震災後 1年を 経て 詠んだ 詩である。

みすずは
去年の きょうの 出来事を 深く思うことで
被災された 人たちの 悲しみを
担おうとしたのであろう。

この 若さにして
すでに
自他一如の心を 持っていたという
ことである。

驚愕する。

倣いたいものである。

kazu

↓ブログランキングに参加しています。
クリックで応援お願いします。

にほんブログ村 介護ブログへ にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村
posted by カズ at 06:42 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ