2010年11月30日

「11月 晦日」

22.11.30(32)

「11月 晦日」

ここは どこだろうか?
空に 手が届くところに いるような
錯覚に 陥る。

思わず 「あっ」と 声が出た。
星が 降るほどに 輝いている。
四方 どの方向を 見ても
星 星 星である。

こんな 体験は 初めてだ。
それほどに 空が 澄んでいる。
雲さえない と言う ことだろうか。

きょう お土産の 「ゆず」を 持ってきた。
入浴の 前に 4つに分けて 職員に 渡した。
事務所の中が  ゆずの いい香りで いっぱいだ。
はたして どんな お湯に なったのだろうか。
喜んで もらえただろうか。
まだ その感想は 届かない。

午後から 職員健診が あった。

毎年のこととはいえ 
健康状態が 気になる。

拡張期の 血圧が 高かった。
ここ2年の 指摘である。

肥満や 運動不足の せいと
気にはしてこなかったが・・。
2年連続となると 少しは 気にしないと
いけないか。
みんなの 健康状態は どうだっただろうか。

11月 最後の1日を 無事に 終えた。
給与の 支払いも できた。
みんなの 頑張りに 感謝である。

いい 時間を 今月も 過ごせた。
終わりよければ すべて由である。
                         合掌
kazu

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2010年11月29日

「一足はやく・・」

22.11.29(33)

「一足はやく・・」

今年 一番の 冷え込み である。
マフラーを 巻いての 散歩と なった。

初霜が 降りた。
刈り入れを 終えた 田んぼが
白く染まり
照らし出された 日の光で
キラキラと 輝いている。

美しい。

きょうは 午後から
地元の小学校の 教頭先生が 見えた。

学校では ちょうど 学芸会の ころという。(ちょっと古いかな?)
せっかく 練習した 演舞が 一回の 発表で 終わりである。
確かに もったいない。

慰問の 相談を 受けた。
二つ返事で お受けした。
学童 49名もの 演舞である。
想像するだけで 迫力満点である。

こんな機会を 心待ち していただけに
望外の 喜びである。
ありがたいことである。

青い鳥に 出会ったような 喜びである。

子どもたちの 来訪を
心待ちする 楽しみが 一つ 増えた。

一足早い
「クリスマス・プレゼント」である。

感謝である。
kazu

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2010年11月28日

「二次試験」

22.11.28(34)

「二次試験」

今日は 認定資格の 二次試験が あった。
勤務前の 細君に 送り迎えを お願いした。

会場に 入ると 緊張した 顔が 並んでいる。
ピーンと 張りつめた 雰囲気に 少し 引けた。

知った 顔が あるかも 知れないと
見渡すが それもない。

それも そのはずである。
中・四国から 集まっているようだ。

試験が 始まるまで
待機場所で 待つ。
隣の人が 声を かけて 来た。

不思議な ことも あるものだ。
昨日 帰った 天空の郷の 近くで 働いていると言う。
郷に 向かう 道路わきに 
その 事業所は ある。
他人ごととは 思えない。

少し 緊張が 解けた。

面接会場に 向かうため 席を 立った。
歩き始めると
後ろの方で 笑顔で 手を振る 人がある。
だれ? 知り合い?
記憶の 引き出しを 探す。

思い出した。
筆記試験の とき
隣に いた 彼女だ。

「がんばってね」
と 声を かけて くれた。

「おめでとう。よかたね」
と 小さく 返した。

思いがけない 再会
はげまされる。

「じゃーね。がんばってね」
と 言葉を 残し
面接会場に 向かった。

テーマに そっての グループ討議である。
緊張しながら 発言の 機会を待つ。
どきどきである。

話が 途切れないように
気づかわないと いけない。

内容は 別として
与えられた 時間 何とか
ディスカッション できた。

「おつかれさま」
メンバーと 挨拶を交わし 別れた。

結果や いかに。
失敗したかな?
kazu

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2010年11月27日

「天空の郷11月記」

22.11.27(35)

「天空の郷 11月記」

小春日和の 1日
久しぶり 細君と
「天空の郷」 まで 出かけた。

紅葉の 美しさに 車窓から
どれだけ シャッターを 押したことか。

こんなに 話したのも
久しぶりである。
2時間余りの ドライブ
しゃべりっぱなし である。

前日 義母から 電話で
「つっかけ」が 壊れたと
連絡を 受けていた。

途中 スーパーに寄り
品定めを した。
ちょっぴり 派手目のものを
買って見た。

はたして 気に入ってくれるだろうか?

義母や 叔父 おいや姪
そして
逝ってしまった叔母や 義妹に
ささやかな お土産も 買った。

標高400mを 超えるところである。
すでに 葉も落ち 冬支度を している。

玄関で 義母が 突っ立っている。
車の 中で
「何 しよん・・・」と
細君が 笑っている。

たぶんに
今か今かと 待っていたのであろう。
その姿が 案山子のようである。

さっそく 手渡した。
意外にも 気に入ってくれた。
嬉しそうである。
ほっとした。

お土産にと 野菜を いっぱい 用意して くれた。
岡山市内に住む 義弟や 義妹の実家の 分まである。
名人だけに 良質なもの ばかりである。

昼前になった。
失礼して 叔父宅へ 向かった。

一緒に 昼食をと 思っていたが・・・
すでに 食事も 終わりかけで あった。

食前酒を 軽く いただき
話に 耳を 傾ける。

多くを 語る 叔父では ないが
一人になり さびしそうである。
すこし 張り合いも なくしたようだ。

いたしかたない ことでは あるが・・・。
しんぱいである。

こちらも
たくさんの お土産を 用意して 待ってくれていた。

途中
わざわざ 牛蒡まで 掘ってくれた。
たまねぎ 白菜 トマト
お米まで 用意してくれた。

「ゆず」が 鈴なりだ。
もぎ取った。
いい香りがする。

これは 住人への お土産である。
「ゆず風呂」でも 用意して
あげたいと 思う。

つぎは
「おもちつきね」

そう
あいさつを 交わして 天空の郷を
後にした。

今夜の 夕食は
もちろん 戴いた 野菜で
「やさい鍋」である。

なんとも 贅沢なことだ。
ありがたいことである。
kazu

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2010年11月26日

「プロの絶対必要条件」

22.11.26(36)

「プロの絶対必要条件」

実地指導が あった。
管理者としての 考え方について
いくつか 問われた。

いままでにない 問いかけである。
運営責任者の 哲学 主体性 資質
リーダーシップが 要求されているので あろう。

そういう意味では
これまでになく
意義のある 実地指導であった。

プロには いくつかの 条件がある。
その中でも
プロとアマを 分ける 決定的要因が ある。

それは
「進んで代償を 支払おうと言う 気持ちを 持っている」
ことである。

もちろん
プロであるためには 高い能力が 不可欠である。
その高い 能力を 獲得するためには 
時間と お金と 努力を 惜しまない ことである。

そのために
犠牲を いとわず
代償を 悔いない こころを 持っていることである。

それが
プロの 絶対必要条件である。

はたらいて 対価を得る。
このことは すでに プロである。
いや
プロで なければならない はずである。

はたして 
「わたしは プロです」
と 言い切れる人は 
どれだけ いるであろうか。

プロとして
「絶対必要条件」を 満たす集団で ありたい。

今日のため
それぞれ 与えられた 役割を
責任を 持って 全うし
準備に 勤しんでくれた 職員に
改めて 感謝したい。

きょうの 指導を 謙虚に 受け
明日からの 実践に 即
活かして 頂きたい。

それが
プロの やることである。
kazu

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2010年11月25日

「受けた恩は」

22.11.25(37)

「受けた恩は」

与えた 「恩」は 忘れても
受けた 「恩」は 忘れては ならない。

きょうは Thanks giving day である。

イギリスの 清教徒が 宗教弾圧から 遁れ
メイフラワー号で マサシューセッツに 着いてから
400年 近くが 経った。

着いた 冬は 特別 寒かったと 聞く。
移民の 多くが 寒さや 飢えで 亡くなった。

そんな時
先住民(ネイティブ・アメリカン)が 助けてくれた。
そして 今日の 繁栄が あるのだ。

収穫を 喜び その「御恩」に 感謝するのが
その 起源である。

与えた 「恩」は 忘れるが いい。
してやったと言う 思い上がりほど 
見苦しいものはない。

ただ
受けた 「恩」だけは 決して 忘れては ならない。
それが 人の 「道」 である。

kazu

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2010年11月24日

「欠礼のはがき」

22.11.24(38)

「欠礼のはがき」

年賀状の ことが 気になりだした。

欠礼の はがきも
一枚 また 一枚と 届きだした。
その はがきを 見るたび
人生の 儚さを 思う。

人生 予期せぬことに 出会うものである。
時に 深い 悲しみを 伴うこともある。

その 悲しみが 深ければ 深いほど
うらみ つらみ 憎しみを 抱いてしまう。
それが 人間の 弱さでもある。

ただ
大切なことは
悲しみを 両の手に 抱き
味わうことである。
そこに
かなしみの 恵みが 
隠されて いる。

『かなしみは みんな 書いては ならない
かなしみは みんな 話しては ならない

かなしみは 私たちを つよくする 根
かなしみは 私たちを 支えている 幹
かなしみは 私たちを 美しくする 花

かなしみは いつも 枯らしては ならない
かなしみは いつも 堪えていなくては ならない
かなしみは いつも 噛みしめて いなくては ならない』 

仏教詩人 坂村 真民氏は
「かなしみについて」 このように 詩っている。

ひときわ 悲しみを 味わう 季節を 迎えた。

きょう 事務所の 機器が 新しくなった。
次の 5年に向かって こころを 新たにした。
感謝 である。
kazu

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2010年11月23日

「働くと言うこと」

22.11.23(39)

「働くと言うこと」

空との 会話を 楽しむ。
雨に 一掃された 空が
透明度を 増した。
そこに 満月が 浮かぶ。
その 美しさは 飛び切りである。

東の 空には
大きな 星が 輝く。
その灯りは 星屑の 何倍あろうか。
南十字星の 輝きなのだろうか。

今日は 勤労感謝の日である。
働くことについて 少し 考えてみた。

「勤労」とは 働くことに 励むことである。

「はたらく」とは 傍を 楽に することである。

「仕事」とは 事に 仕えることである。
果たして 誰に 仕えるため
「こと」を 為すのであろうか。

言わずと知れた
それは 「神様」の ためである。

そう考えると
働くとは 尊大な ことである。
ありがたいことで ある。

そんな 気持ちを 持って
はたらいて いるだろうか。


夕方 ある 施設を 訪ねた。
この 仕事に就いて
由々しく 思うことがある。

突然 休んでも 平気でいることだ。
自分が 休むことに よって
誰が 迷惑を するのか
考えて いるのだろうか。
と 疑問に 思うことが 度々である。

やむを得ず 休まなければならない
事情は 誰にでも ある。
ならば
「ご迷惑かけました」の 一言が
あって しかるべきである。

それが モラルであり
人間関係を為す 原則である。

いかがであろうか。

「自己管理」は
プロの プロたる 要件である。

そんなことを 語り合った
「勤労感謝の日」 である。
kazu

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2010年11月22日

「小雪」

22.11.22(40)

「小雪」

西の空に 浮かぶ おぼろ月。
ことのほか 暖かい 朝だ。

最近の 冷え込みで 紅葉が 美しい。
街路樹さえ 秋の彩を 添えてくれる。
冬を前にして ほっとする ひとときである。

今日は 24節気 「小雪」である。

『小雪とは 冷え込みが 厳しく
小雪が ちらつくはじめる頃 と言う意味である。

北の国では 白い妖精が 舞い
ここ 岡山では 紅葉が 美しく
風に 舞う 季節になった』

そこで 一句。

ーこのたびは
幣も 取りあへず
手向山

紅葉の 錦
神の まにまにー

あまりにも 神々しい 風情である。

雪が 舞うには 程遠いが
冬が 来る前に
紅葉の この艶やかさを 楽しみたい。

夕方 内線が 鳴った。

「明日 帰る」
「いいよ」

そうでも 言わないと
受話器を 置けない。

頭の中は 明日 帰ることになっている。
修正が 効かない。

罪深い ことである。

そこに
「施設長 先手必勝で
お手紙でも 書かれたら」
と 声が かかった。
妙案 かも 知れない。

「グッドアイデア」 である。
いただきである。

あす 仕切りなおし。
試して 見ることに なるか。
kazu

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2010年11月21日

「こもれびほどの」

22.11.21(41)

「こもれびほどの」

小春 日和の 1日。
玉野まで 出かけてきた。

認知症高齢者を 支える 集いが あった。
今年で 11回目を 数える。

認知症の 啓蒙を 目的に 始まった。
時代とともに その目的を 果たしつつ
今は
認知症になっても この町で 暮せる
街づくりへと その目的も 変化を 遂げてきた。

今年は
「ただいま それぞれの 居場所」の 上映が 計画された。
長編の ドキュメンタリー映画 である。
監督の 大宮 浩一氏の 講演も 予定されている。
自主上映の 映画鑑賞会である。

『公的な 介護保険制度から もれる人や
公的サービスでは 支えられない人のため
体当たりで 挑んでいる 3事業所の 奮闘振りが 描かれている。』
全身全霊の 体当たりである。
人を 愛する力と
途絶えない 情熱がないと できない 業である。
その 努力に 敬意を 表したい。

残念だが ここまでの エネルギーは
今の 私には ない。
自ずと できることの 限界を 感じつつ 観賞した。

若者よ 当たって 砕けろと
エールを 送りたい。

自分の 立ち位置を 確認するには
いい映画かもしれない。
それが 正直な 感想である。

静かに 自主上映の 輪が 広がっている。
と 聞く。

主催は 玉野市
運営は 「こもれびの会」である。
この指とまれで 集まった
ボランティアの 仲間たちである。

たまたま 産声を 上げたとき
メンバーの 一人として 関わった。
玉野を 離れて 7年にもなるが
この 時期になれば
声を かけて くれる。

午前中だけ 会場を のぞいた。
設立当初からの 仲間の 顔もある。
半ば 同窓会 気分である。
新しい顔も たくさんある。

先ゆく メンバーから 確実に バトンが 渡されているようだ。
安心した。
心強い 限りだ。

こもれびほどの
温かさと 優しさが
あれば・・・

認知症ケアに のぞむ 愛の形である。
これが 命名の 由来である。

これからも
名づけ親として
この活動を 陰ながら 応援したい。
元気なうちは 見守って 行きたい。

介護に希望を 見出せない人
是非 見て欲しい。

検索は 「ただいま それぞれの 居場所」から。

再会を ありがとう。
お疲れ様でした。
kazu 

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2010年11月20日

「自然とひとつに」

22.11.20(42)

「自然とひとつに」

100年前 ひとりで 日本の地を 踏み
天才を 育てた 女性がいた。
彼女の 名は 「レオニー」。

きょう 全国ロードショーと なった。
こころの 洗濯に 出かけてきた。
期待に 違わない 「秀作」だった。

松井久子 監督 3作目の 作品である。
何故か 縁のある 監督である。

処女作品 「ユキエ」
2作目 「折り梅」

仲間たちと 「自主上映」をした 作品である。
折り梅の 上映会では
ゲストとして お招きし スピーチも 戴いた。

両作品とも 「アルツハイマー」を 主題としていた。
家族の 「絆」を 描いた 作品であった。

社会派 監督とあって
3作目の 「レオニー」は 
女性の 生き方を 描いた。

レオニー大学生。
「平凡な 人生って 退屈よ」。
そんな セリフから 人生の 冒険は 始まる。

その冒険は 「茨の 山」だ。
ただ
どんな 困難も
挫けることはない。
臆病になることもない

前向きに 積極的に生きる。
傷ついては 立ち上がる。
そんな 人生の 連続である。

「諦めること」が ない。

大変な経験をするごとに
困難を乗り越えるごとに
キャパシティが どんどん広がる。
どんなことでも
受容できる 人間に なっていく。

そして 人生の 最後に
「私には 何も いらない」
という 境地に至る。

樹の ようで
石のようで ありたいと。

日米合作の 映画である。
日本の 四季の 美しさ
アメリカの 自然の 雄大さ
スケールの 大きさも 見ものである。

人間が 「自然の一部になる」とは
こう言う事かも知れない。

こころが 洗われた。
そして
満たされた。

とばりが 下りた。
手作りの 「コロッケ」を 用意して
家族の 帰りを 待った。
kazu 

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2010年11月19日

「ぼけぼけ」

22.11.19(43)

「ぼけぼけ」

困ったものである。
思い込みも 甚だしい。
勘違いも 甚だしい。

「ぼけぼけ」の 一日。
職員から 失笑を 買った。

その お陰で
予定していなかった
仕事が できたのだから
「棚から ぼたもち」の
めっけもの である。

得をした 気持ちになった。

職員の 資格者証を 整理しなおした。
日頃 注意を 払っているつもりであるが
結果 「つもり」で 終わっていることが はっきりした。

ラッキーである。
さっそく 手直しの 準備をした。
こんな 機会でもないと 
「見落としたまま」で 過ぎていくのかも 知れない。

ひょうたんから こまである。
「ぼけぼけ」が 効を 奏した。

「論語」に 言う。

『人にして 信無くんば その可なることを 知らず
大車げい無く 小車げつ無くんば 
それ 何を以ってか 行(や)らんや』

(訳)
信用のない人間は 絶対に 人生で 成功しない。
この大切な 信用を得るためには
人を 騙したり 裏切ったりすることは 
もとろん 論外だけれども
日頃から 待ち合わせの 時間を 必ず守るなど
小さなことの 積み重ねが 大事である。
 
教えの 通りである。
小さなことに 更に
こころを 尽くしたい。

「目から 鱗」で あった。
kazu

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2010年11月18日

「法事」

22.11.18(44)

「法事」

山間を 流れる川。
山はだを 彩る 紅葉。
そして
高い空の 美しい青さ。

この上ない 自然の 美しさに 迎えられ
叔母の 法事に 向かった。

すでに 親戚が 集まっていた。
着いて まもなく 読経が 始まった。

叔母との 在りし日を
思い返しながら 聞き入った。

「また 来るね」と 言って
別れたのが 最後だった。
1週間後の 約束を 果たすことなく
逝ってしまった。

その日
治療を 終えて
見送りに出た。

叔母の ほほえんだ顔が 
忘れられない。

納骨を 終えた。
この世から あの世へ。
最後の お別れを した。

ありがとう
ゆっくりね。
行く末を 見守ってね。
と こころで 祈った。

改めて
身を 切られるほどの
寂しさが 湧き上がって 来る。

叔母の 孤独も
苦しみも
すべて 受け止めてきた。

「一夫さん 早く逝きたい」
「これ以上 迷惑かけたくない」

「迷惑なんて 一つもないよ」
「こうして 治療させて もらっているんだもの」

こんな 会話が 何回繰り返されただろうか。
叔母は 本当に
誰にも 迷惑かけず 旅立った。
お見事である。
あっぱれである。

生の 痛み
老いの 苦しみを
傍にいて
痛く 感じつつ 
癒すことは できなかった。

無力であった。

死を 前にして
無力で あるのは 当然だか
私たちの 命を 含めて
全てが 「与りもの」である 以上
無力であるのが 真実である。

と 私は 思う。
どこまでも 謙虚でありたい。
kazu

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2010年11月17日

「落ち葉拾い」

22.11.17(45)

「落ち葉拾い」

朝から 空と にらめっこ。

雲に 隠れたり
のぞいたり である。

風の様子も 気になる。

そう きょうは 外出日。
指折り 数えて 待った
その 日が
やっと 来た。

お出かけが 始まった。
どの顔も 嬉しそうだ。

「何処行くの?」
「紅葉狩り」

即座に 返ってくる。
その 期待度が わかる。

「場所は」
「え〜と・・・」

場所など どうでもいい。
聞くほうが 野暮である。
にも 関わらず
聞いてしまう 
悪い くせである。

いざ 出発である。
公園に 着いた。
意外にも おおぜいの 人である。

散策を しばらく 楽しむ。
落ち葉の 絨毯を 踏むなど
何年ぶり だろうか。
この きしむ音が
思い出を 手繰り寄せる。

幼子の 手を引き
歩いたこと
幼子が
両手 いっぱいに
落ち葉を 掬い
空に向かって 投げ
無邪気に あそんだことなど・・・。
そして
そのようすを 見ながら
えもいえぬ 幸せを 感じたことなど

思い出が よみがえる。

どの 顔も 若かりし頃の
ははの 顔である。

落ち葉拾いも 楽しんだ。
留守をしている 仲間への
おみやげ である。

季節の 風を 感じ
落ち葉の ささやきを 聞き
風に 舞う 落ち葉に
在りし日の 思いを 重ね
あっという間に 帰りの 時間を
迎えた。

車の中は 思い出話で 花盛りである。
「きれいだったね」
「よかったね〜」
繰り返される 感嘆の声。
じゅうぶんである。

外出できて よかった。

さて
落ち葉で どんな オブジェが できるか。
これまた 楽しである。
kazu

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2010年11月16日

「果決」

22.11.16(46)

「果決」

空に 無数の 星が 輝く。
漆黒を 照らす 半月。
その 明るさを 頼りとする。
ささいなことだが 幸せである。

いつもとは 違う あさを 迎える。
細君の いない 朝である。
細君の 代わりに
弁当や 朝食の 準備を した。
時間に 追われた。
こんな 忙しさも  たまには いいか。

きょうは 評議員・理事会が あった。
大過なく 審議事項を 終えた。
ご協力に 感謝 したい。
また 
準備を 手伝ってくれた
職員に 感謝したい。

会議終了後 経営会議が あった。
現状の 評価と 今後の ビジョンについて
報告を した。

陽明学者の 張詠の 言葉である。

「ことに 臨むに 三つの 難あり。
能(よ)く見る 一なり。
見て 能く行う 二なり。
当(まさ)に 行うべくんば 必ず 果決す 三なり。」

「能く見る」は 観察力 調査力 である。
「能く行う」は 実行力である。

この 二つが重要であるのは もちろんの ことである。
それ以上に もっと 重要で 難しいのは 「果決」 である。

「果決」とは 果実が まだ 実らない小さなとき
間引く 決断である。

やがて 果実となる 十輪の 花がある。
その花の どれが もっとも 見事な 果実になるか。
それを 見極め 九輪の 花を 間引き
「一輪」を 残す 決断である。

会議は 長時間に 及んだ。
「一輪」の 花を 残すべく 決断を
互いに 強いられた。
責任とは そういうものだ。

おそい 夕食を 摂っていると
はやぶさ 「快挙」の 報である。
小惑星 イトカワから 
微粒子を 持ち帰って いた。

太陽系 誕生の 起源が 明かされる日も そう 遠くない。
久しぶり 日本発の 明るい ニュースである。
kazu

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posted by カズ at 08:37 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2010年11月15日

「やればできる」

22.11.15(47)

「やればできる」

風の 強い 一日。
その風に 落葉が 舞う。
舞い散る姿が 叙情的だ。
風情があり 美しい。
しばし 目が 奪われた。

けさの トップニュースは
世界選手権 女子バレー
3位の 報である。
32年ぶりの 快挙と言う。
監督の i Padが 話題になった。

戦略が 緻密で 科学的で ある。
ここまで 戦術が 進化して来た。
高さや パワーで 劣る チームが
世界と 対等 以上に 戦った。

その力を 証明して 見せた。
すばらしい 躍進である。
「やれば できる」を 実感した。

勇気を 戴いた。
おめでとうと ともに
ありがとうである。

きょうは 研修に 出かけた。
気持ちを 新たにした。
講師の 先生に 声を かけて 戴いた。
報告を 喜んで 戴いた。
そして 
励ましまで 戴いた。

人は 財産である。
kazu

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posted by カズ at 09:16 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2010年11月14日

「思考の三原則」

22.11.14(48)

「思考の三原則」

髪が 伸びた。
カットに 出かけてきた。

ずいぶんと 髪が 
細く 薄くなって 来た。
気に なりだした。
 
そのことが 分かっていて
上手に カットしてくれる。

帰りに
「年内は 営業しています」
と あいさつを いただいた。

「あっ そうか」
もう 次の カットのころは
正月前か。
1年が あっという間に 過ぎていく。
すこし 年末を 意識した。

ごごから
本を読んだり TVを 見たり
のんびりと 時を 過ごした。

このところ
政治も 経済も 閉塞感が 強い。
難しい 問題が 山積している。
混迷だけが 深まり
出口が 見えない。
いったい どこへ 着陸するのか。
人ごとでは おれない。

こんな時だからこそ
助かる 考えが ある。
「思考の 三原則」(安岡 正篤氏)が
それである。

1 目先に捉われず 長い目で見る
2 一面的に見ないで 多面的全面的に 観察する
3 枝葉末節にこだわることなく 根本的に 考察する

現状を 打開するに
きっと 役立つ はずである。

目先に 捉われず
「高所大所」に 立って 
物事を 見極めたい。

そういう意味で
読書は
「上昇気流に 乗っている時は 追い風となり
岐路に立つときは 明晰な判断力と 決断力の 源となり
憩いのときは やすらぎの 他者への思いやりの泉と なってくれる」。

人生の 指南役である。

あきの 夜長
読書三昧も いいものである。

久しぶり 家族で
ボーリングをして 楽しんだ。
良い 汗を 掻いた。
kazu

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posted by カズ at 08:43 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2010年11月13日

「病気の落とし穴」

22.11.13(49)

「病気の落とし穴」

休日の あさ  電話が 鳴った。
ディスプレイに 職場の名が 映る。

「いったい 何が?」

緊張感が 走った。

「もしもし」
「施設長 報告です」
「何かあった?」
「実施指導の 案内が 届きました」
「いつ?」
「11月26日です」
「了解です」

先日 遅いなと 話したところで あった。
可能なら 1年に 1回して 欲しいなと
言って いたところである。

自己評価を 毎月 行って来た。
特に 改めて 準備する 必要もない。
確認を しつつ
その日を 謙虚に 待ちたい。

メッセージが 届いた。

「病気に ならないための 心得」 とでも 言おうか。
病気に なる人には ある 共通した 考えが あると言う。

ー 『喜べば 喜びが
   喜びながら
   喜びごとを 集めて
   喜びに 来る』 −

何か 「喜び」の 三段活用の ようである。

その 説くところは こうである。

= 病気に なる人というのは
感謝の 心が 少ないですね。

ですから 私は いつも 言うんです。

「どんな 小さなことでも 感謝しましょう。
そうすれば 心の中から 元気が 出てくるのです」と。

あるおばあちゃんが 私のところに 来ました。
元気が ないんです。

「喜びもなくて 死んでもいいくらいだ」 と言うから
「感謝が ないんじゃないですか」 と言うと
「自分は 感謝しているけど
連れ合いが 自分に 感謝しない。
子どもが 感謝しない」 と言うのです。

私は 自分の 周りから
嫌なことを 取り除きたかったら

「小さな ことでもいいから 感謝して見て下さい。
そうすれば 自分の 周りから
嫌なことが どんどん 少なくなって
反対に 喜びが どんどん増えて いくんですよ」と 言いました。

そうしたら 元気に なりました。

感謝する 心が つけば どんな 人にも
憎しみを 持つ人さえ 感謝 するようになるのです。

感謝の こころを 持って 命のために 努力する。
そうすれば もう 自由自在に なります。

どこに いても 主役に なれます。 = 

なるほどと 思う。
納得である。

これからも 
どんなことでも 感謝できる
自分作りに 励みたい。

そして
「ありがとう」が 飛び交う
職場づくりに

人づくりに
残りの 時間を 捧げたい。

kazu

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posted by カズ at 06:11 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2010年11月12日

「風よ 届けてくれ」

22.11.12(50)

「風よ 届けてくれ」

あさの 雨が 嘘のようだ。
激しい風が 雲を 一掃した。

太陽が 燦燦と 輝きだした。
気温が 上がっているの だろう。
街並みが 霞に 曇っている。
いや それだけではない。
尋常で ない。
中国大陸から 黄砂が 運ばれて 来たようだ。
視界が 遮られた。

昨夜 リハビリの 先生と
ひさしぶり 話込んだ。

住人の 中には
機能が 徐々に 低下している
人が あるようだ。

心配の余り
「どう しましょうか」と
相談が あった。

さっそく 出勤し 相談した。

リハビリの 先生には
心の内を 話した ようだ。

いくつか
思い当たる 原因に いきついた。

元気の素が 明らかになった。

わたしは 一時期
単身赴任を していたことが ある。
家に 帰るのは 月 1回程度だった。

ひとりの生活の 寂しさや
はりのなさを 嫌と言うほど
経験した。

離れてみて 実感した。
家族は いるだけで良い。

勉強が 出来るとか
仕事ができるとか
 
そんなことは どうでも良いと 思ったものだ。

ふと
話を しながら 当時のことを 思い出した。

そもそも
家族とは 空気のような 存在である。
なくすると 死んでしまう。

日頃は 見えないけど
一人になったとき
その 存在の 大きさが 見えてくる。

かのじょの こころに それが 
今 ない。

希望がなく
ただ 孤独に 耐える 日々である。

その結果
こころが 死んで しまっているのだ。

何とかしなければ いけない。

風よ
どうか 彼女の 思いを
家族の 胸に 届けてくれ。

そう お願いするしかない。
kazu

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posted by カズ at 12:55 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ

2010年11月11日

「除籍図書」

22.11.11(51)

「除籍図書」

冷え込みの きつい 朝だった。
寒くなれば なるほど
空が 澄み切って 綺麗である。
星が 月が くっきりと 見える。

柄杓のような 北斗七星が 
東の空に 鮮やかに 見える。

早起きに 与えられた 恵みである。

今日は 除籍図書を 戴きに
近くの 図書館へ 出かけてきた。

読書 大好きな 住人と 一緒だ。
「輪輪」に 乗り込み 颯爽と 出かけた。
まずは 図書館前で 記念撮影である。
101111_103822.jpg
会場に 案内された。
膨大な量の 本である。
半端な 数ではない。
すでに 先客があり
物色中である。

先手 必勝である。
住人の 好きな 歴史小説に さきに 食いついた。
ただ 車椅子の 高さで 取れる位置に ない。
仕方ない。

取っては 彼の 手へ 渡す。
渡されたものを 彼は
ダンボールへ 埋める。
埋め尽くされた 本の 数
170冊 余り。
101111_111000.jpg
目標の 200冊には 及ばなかったが
満足の 成果である。

早速 帰って
我が 誇りの
図書館(大げさすぎるか)
いや 図書室(そんな部屋はない)
いや 図書コーナーに(ぴったしである)
並べた。

本棚が いっぱいに なった。
本棚を 買い足さなければ ならない
悩みが 増えた。

かれの 
「1年かかっても 読めないなー」
嬉しい顔を 見ると 悩んでなんか いられない。

図書館の 善意によって
こうして
満たされた 時を 過ごす人が いる。
ありがたいことである。

帰りの 車中から
一桁の 値札の 中古車が
数台見えた。

ケアマネが 増えた。
車の 手配が 難しくなってきた。
足がないと 始まらない 仕事である。
自転車 代わりでいい。
走ってくれれば いい。

買いに行くか?
それとも
誰か 寄付をしてくれることを 待つか。
思案の しどころである。

少しずつだが
住まいが 豊かに なっていく。
ただただ 感謝である。
kazu

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posted by カズ at 12:07 | コメント(0) | TrackBack(0) | メッセージ